
要約:このアプリケーションノートでは、DS26303 T1、E1、J1ラインインタフェースユニット(LIU)の適切な設定方法について説明します。C形式のコード例が含まれており、設計者による迅速なシステム基本動作の達成を可能にすることによって、初期のソフトウェア開発を容易にします。
はじめに
新たに設計された通信システム向けのソフトウェアを開発する場合、基本的なデバイスの動作を達成するまでが最も困難な作業になることが少なくありません。DS26303トランシーバは、膨大な機能セットとマルチポート動作によって複雑性が増大しています。システムを動作可能にするまでの初期のハードルを緩和するため、マキシムではT1またはE1モードの基本動作のためのデバイスの初期化を行う、Cコード形式のサンプルを作成しました。ソフトウェア開発者は、要求される動作に合わせてコードを変更し、2つのシステムに依存する関数を記述することだけです。コードのコンパイルが完了すれば、直ちにシステムにロードしてテストと評価を行うことができます。ただし、DS26303には、DS26303-120とDS26303-75という2種類のバリエーションがあることに注意してください。両者の差は非常に些細なものであり、ほんの2~3の設定に影響するだけですが、どちらのデバイスを使用する設計なのかを把握しておく必要があります。
コード例
次の図1に示すコード例を、ターゲットシステムで使用できるように正しくコンパイルするためには、その前に若干の変更が必要になります。ファンクションコール「write (address, data)」および「wait (milliseconds)」のコードはシステム依存であり、現状のマイクロプロセッサ環境に合わせて記述する必要があります。このコードでは、デバイスがアドレスオフセット0x0000で16ビットローカルバスにマッピングされ、デバイスのデータバスが8ビットのみであることを想定しています。これに当てはまらない場合は、コードを変更するか、またはそれに対応するようにファンクションコールを記述してください。また、特定のレジスタに関して、異なる設定が含まれている場合があり、クロック周波数、ラインコーディング、および他の項目について、開発者にいくつかの選択肢が提供されています。このコードは幅広い基本機能をカバーしていますが、決してすべてを網羅しているわけではありません。データシートを参照して、他に追加すべき機能がないか検討してください。
 完全なコードをダウンロードする(TXT、16kB)
図1. DS26303ラインインタフェースユニットの初期化および設定用コード
参考資料
LIUの初期化と設定について、さらにご質問がある場合は、通信アプリケーションサポートチームまで、電子メール()またはお電話(01-972-371-6555)でお問い合わせください(英語のみの対応となります)。
DS26303オクタルT1/E1/J1ラインインタフェースユニットの詳しい情報については、該当するデータシートをご覧ください。マキシムのウェブサイトのT/Eキャリアおよびパケット化製品で入手していただけます。
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APP 3919: Feb 15, 2007
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