キーワード: OneWireViewer, インストール, iButton, ソフトウェア, Thermochron, 1-Wire, ドライバ
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OneWireViewerおよびi Button®クイックスタートガイド
要約:このアプリケーションノートはクイックスタートガイドです。パーソナルコンピュータとMicrosoft® Windows®を使用してi Buttonの評価を行うために、ハードウェアとソフトウェアを迅速にセットアップする手順を列挙します。このガイドでは、必要なすべてのハードウェアを特定して、ハードウェアの接続およびOneWireViewerデモプログラムを含むソフトウェアのインストール方法をステップバイステップで説明します。
はじめに
マキシムのi Button製品 は、パーソナルコンピュータ(PC)がi Buttonデバイスに対する読み書きを容易に行うことができるように設計されています。OneWireViewerは、USBポートを備えたWindowsベースのPCでユーザがi Buttonの読み書きを容易に行うことができる便利なデモソフトウェアプログラムです(EPROM ベースのi Buttonに書込みを行う場合の制限について「開始手順 」のセクションで解説します)。使用するPCはSun® MicrosystemsのJava®プログラムにも対応している必要があります。
OneWireViewerは、PCとアダプタとの通信を可能にする追加のソフトウェアドライバを必要とします。OneWireViewerと必要な1-Wire®ドライバの両方が1つのパッケージにバンドルされており、無償でダウンロード可能です。
OneWireViewerと1-Wireドライバは、Windows XP® (SP2以降)、Windows Vista®、Windows 7、およびMicrosoftのサーバオペレーティングシステムであるWindows 2008で動作します。このアプリケーションノートでは、Windows VistaまたはWindows XPオペレーティングシステムを使用するPCについて、詳細なインストール方法を示します。
開始手順
i Buttonと通信を行うためには、図1 に示すすべてのアイテムが必要です。
図1. 必要なセットアップの構成要素
Maxim®は、アダプタ、リーダ、および評価用のi Buttonを含んだ2種類のi Buttonキットを提供しています。
DS1921K#-i Button温度ロガースタータキット
DS9092K#-i Buttonスタータキット
これらのキットには、i Buttonの評価に必要なすべての構成要素が含まれています。しかし、最終アプリケーションが実働時の数量を必要とする場合には、個別の型番によってアダプタとリーダ/プローブを単独で購入することができます。DS9490R#アダプタはPCのUSBポートに装着します。ほとんどのユーザの場合は、スタータキットに付属するアダプタとリーダ/プローブで、評価と最終的な使用の両方に対応することができます。USBではなくシリアルポートインタフェースを必要とするアプリケーション向けに、マキシムでは他のアダプタも単独で販売しています。他の利用可能なアダプタについては、Adaptersのページ をご覧ください(英文のみ)。
重要な注意事項 :EPROMベースのi Button (DS1982 、DS1985 、またはDS1986 )のプログラミングを行う場合は、シリアルポートアダプタDS9097U-E25を外部12V電源で使用する必要があります。このアダプタは25ピンのシリアルコネクタを備えており、ほとんどのPCでは使用に当たって9ピンから25ピンへのシリアル変換器が必要になります。USBアダプタでは、これらのEPROMデバイスの読取りを行うことはできますが、プログラミングを行うことはできません。
リーダ/プローブは、アダプタに接続するためのRJ-11モジュラコネクタを備えています。ほとんどのユーザの場合、DS1402D-DR8#のネットワークケーブルが評価用途に役立ちます。マキシムでは代わりに使用可能な他のバージョンもこちら で提供しています(英文のみ)。
すべてのi Buttonデバイスは、1-Wireプロトコルを使用して通信を行います。プリント基板の設計を行う設計者の場合には、i Buttonのフォームファクタよりもプラスチックパッケージに封止された1-Wireデバイスの方が適する可能性があります。1-Wireプラスチックパッケージデバイスの評価を行う場合は、DS9090Kの1-Wireデバイス評価(EV)キットを使用してください。
ステップ1. Javaのインストール
多くのPCは、出荷時にJavaソフトウェアがインストールされています。OneWireViewerはJava (Version 5、Update 8以降)を必要とします。Javaがインストールされているか、またはどのバージョンがインストールされているかについては、Javaのウェブサイト で調べることができます。適切なリンクをクリックして、バージョンの自動検出と確認を行ってください。バージョンが古い場合は、リンクを辿って最新バージョンのダウンロードとインストールを行ってください。
64ビットバージョンのMicrosoft Windowsオペレーティングシステムを使用している場合は、Javaをダウンロードする前に必ず64ビットバージョンのInternet Explorer® (IE)でJavaのウェブサイトにアクセスしてください。このステップを踏まないと、64ビットのOneWireViewerと互換性のないバージョンのJavaをダウンロード/インストールしてしまうことがあります。以下の図2 にあるようにIEの32ビットと64ビットの両バージョンが64ビットのMicrosoftオペレーティングシステムで利用することができます。コンピュータで64ビットIEを見つけるためには、Microsoftの「スタート」ボタンをクリックして、次に「すべてのプログラム」を選ぶと、IEのアイコンが表示されます。図2にあるようにIEを選び起ち上げ、http://java.com にアクセスしてください。
図2. 64ビットWindowsでJavaをダウンロードするための64ビットバージョンのInternet Explorer (IE)の選択
ステップ2. バンドル化されたOneWireViewerと1-Wireドライバのダウンロード
注: まだDS9490R# USBアダプタをPCに装着しないでください。装着はステップ4まで行うべきではなく、ステップ4より前に行うと通常はインストールで問題が発生する原因になります。
バンドル化されたOneWireViewerと1-Wireドライバをこちら からダウンロードしてください(英文のみ)。これらのページには、使用しているオペレーティングシステム向けの正しいファイルを選択することができるプルダウンメニューが用意されています。Microsoftのオペレーティングシステムには32ビット版と64ビット版があります。どちらのバージョンを使用しているか不明な場合のために、正しいバージョンを自動検出するアプレットへのリンクがダウンロードページ上に設けられています。この自動検出アプレットを実行するには、「Is my computer running a 32-bit or 64-bit operating system?」というテキストのハイパーリンクをクリックしてください。
ステップ3. バンドル化されたOneWireViewerと1-Wireドライバのインストール
「Download」ボタンをクリックしたあと、「このファイルを実行または保存しますか?」という質問のウィンドウで、「実行(R)」をクリックしてください。図3 をご覧ください。
図3. ダウンロードウィンドウ
「実行(R)」をクリックしたあとで、図4 のウィンドウが表示されます。このソフトウェアを実行する場合は、「実行する(R)」をクリックしてください。
図4. インストールソフトウェア実行のウィンドウ
そのあとで、1-WireドライバとOneWireViewerソフトウェアを使用する場合は、ライセンス契約への同意を求められます。ライセンス契約に同意したあとで、インストールの進捗を示すもう1つのウィンドウが表示されます。インストールの完了後、最後のウィンドウに「Finish」ボタンが表示され、それをクリックするとインストールが完了します。この時点で、例えばシリアルまたはパラレルポートアダプタなど、USBアダプタ以外に1-Wireアダプタを使用している場合、次をスキップしてステップ5に進んでください。パラレルポートアダプタを使用している場合は、続ける前に再起動する必要があります。
ステップ4. USBのインストール完了
ここで図5 に示すようにDS9490R# USBアダプタをPCに装着します。Microsoftの新しいハードウェアウィザードの指示に従って、インストールのプラグアンドプレイ部分を完了してください。
図5. PCへのUSBアダプタの装着
インストールのこの段階では、1-WireドライバがUSBポート経由で通信を行うことを可能にする、WinUSBという名前のMicrosoft製のドライバを使用します。USBアダプタの装着によってMicrosoftのプラグアンドプレイイベントが発生して、WinUSBが適切に1-Wireドライバにリンクされます。注意 :ステップ3の完了以前にUSBアダプタの装着を試みた場合、プラグアンドプレイ動作によるWinUSBと1-Wireドライバのリンクが正しく行われません。
Windows Vistaでは、プラグアンドプレイのインストールウィンドウ(図6 および7 )が表示されます(Windows XPでのインストールについては、図8 と9 をご覧ください)。
図6. Windows 7とWindows Vistaでのプラグアンドプレイのインストールウィンドウ
図7. Windows 7とWindows Vistaでのプラグアンドプレイのインストール完了
図8. Windows XPでのプラグアンドプレイのインストールウィンドウ
図9. Windows XPでのプラグアンドプレイのインストール完了
ステップ5. OneWireViewerプログラムの起動
以下の手順に従って、Windows 7、Windows Vista、またはWindows XPからOneWireViewerを起動してください。
Windowsの「スタート」ボタンをクリックしてください(通常は画面の左下に位置しています)。
「すべてのプログラム」を選択してください。
「1-Wire Drivers x86」フォルダをクリックしてください。
OneWireViewer.exeをクリックしてください。
ステップ6. i Buttonとリーダの接続
次に、i ButtonをリーダのBlue Dotの1つに装着して(図10 )、リーダをアダプタに接続してください(図11 )。1-Wire通信プロトコルでは、ネットワーク上の複数のデバイスに対する読取りを同時に行うことができます。したがって、i Buttonが2つある場合は、リーダの両方のBlue Dotに装着することができます。それぞれのi ButtonをBlue Dotに装着したとき、OneWireViewerのウィンドウ内に64ビットの固有IDが表示されます。
図10. 所定の場所に装着することによって、i Buttonをリーダに接続してください。
図11. リーダをアダプタに接続してください。
ステップ7. OneWireViewerの実行
OneWireViewerは、Hygrochron™およびThermochron®の温度ロガー、メモリi Button、および単純なID用i Buttonを含む、すべてのバージョンのi Buttonと通信を行うことができます。各i Buttonのタイプがそれぞれ異なる目的に使用されるため、個々のアプリケーションに対するOneWireViewerの使用法の詳細については、アプリケーションノート3358 「OneWireViewerユーザガイド 」をご覧ください。
OneWireViewerプログラムはオープンソースであり、ソフトウェア開発者はこれを基盤として独自のアプリケーションを開発することができます。オープンソースのコード例については、Software Development Kits のページをご覧ください(英文のみ)。
さらに、マキシムの多数のパートナーが特定のi Buttonアプリケーション専用のソフトウェアを開発しています。i Buttonのソフトウェアおよびシステムソリューションを提供しているパートナーを検索するには、Solutions Search データベースをご覧ください(英文のみ)。
問題の解決
OneWireViewerを動作させる上で問題に遭遇した場合は、当社のTech Support フォームを使用してサポート要求を送付してください。1営業日以内にアプリケーションエンジニアが問題への対応を行います。
1-WireはMaxim Integrated Products, Inc.の登録商標です。i ButtonはMaxim Integrated Products, Inc.の登録商標です。 Blue DotはMaxim Integrated Products, Inc.の商標です。 HygrochronはMaxim Integrated Products, Inc.の商標です。 Internet ExplorerはMicrosoft Corporationの登録商標です。 JavaはOracleおよび/またはその子会社の登録商標および登録サービスマークです。 MicrosoftはMicrosoft Corporationの登録商標および登録サービスマークです。 SunはOracle America, Inc.の登録商標です。 ThermochronはMaxim Integrated Products, Inc.の登録商標です。 WindowsはMicrosoft Corporationの登録商標および登録サービスマークです。 Windows VistaはMicrosoft Corporationの登録商標および登録サービスマークです。 Windows XPはMicrosoft Corporationの登録商標および登録サービスマークです。
フィードバックをお寄せください。 内容に満足されましたか、あるいは満足されていませんか?もっと良いページにできると思いますか?あるいは、単なるコメントでも結構です。フィードバックをお待ちしています。 —マキシムはお客様からいただく訂正、提案を元に改善していきます。
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APP 4373: Jul 21, 2009
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