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アプリケーションノート 1113

REP038:5GHz WLAN用のMAX2648

要約:MAX2648をベースとする5GHz低ノイズアンプ(LNA)の構成に使用される設計レイアウトを提供。低コストのFR-4 PCB素材を使用。

REP (Rapid Engineering Prototype:迅速設計試作)とは、マキシムのアプリケーションエンジニアたちが研究所で製作して測定した実際の回路です。この回路は、新たにRFを設計する場合の出発点としてご利用いただけます。なお評価キットとしての提供はしておりません。

追加情報:

MAX2648は、802.11a及びHiperLAN2規格に基づく5GHzワイヤレスLANシステム用に設計された、高直線性のシリコンゲルマニウム(SiGe)低ノイズアンプ(LNA)です。低コストの設計を実現するため、このデバイスは、MAX2648のEVキット(評価キット)で使用しているDuroid上のマイクロストリップではなく、コプレーナ導波路トレースを備えたFR4タイプの基板を使用して再現できます。Agilent ADS™を利用して、EVボードのトポロジを新しいコプレーナ形式でモデル化しました。

PCBの仕様

RF Substrate Height 3.9mils
Overall Board Height 62mils nominal
Transmission Line Configurations Grounded Coplanar Wave Guide (CPWG)
Width 7.2mils
Gap 10mils

推奨入力ネットワークライン長

距離はすべて部品実装パッドの中心間で測定
C10 to C11 75mils
C11 to U1 90mils

推奨出力ネットワークライン長

特に記載のない限り、距離はすべて部品実装パッドの中心間で測定
U1 to L1 45mils (center of U1 output pad to edge of L1 pad)
L1 to C13 154mils
C13 to C15 21mils

低コスト基板上でのMAX2648の測定性能はMAX2648 EVキットの性能とほぼ等しいものの、FR4材質による損失が大きいため、ややノイズ指数の低下が見られます。

Measured loss of EV Kit PCB using Roger's 4350 .5dB
Measured loss of PCB using FR4 1.2dB

MAX2648は、高利得、低ノイズ、及び高直線性の動作を実現しています。このため、第1段LNA、LOバッファ、またはトランスミッタトライバアンプとして使用することができます。MAX2648は、17dBの利得、1.8dBのノイズ指数、及び0dBmの入力3次インターセプトポイント(IIP3)を実現しながらも、消費電流は12mAにすぎません。このデバイスは、6個のハンダバンプを備えた超小型の2 × 3チップスケールのパッケージで提供され、サイズは1.0mm × 1.5mmです。


図1.



AgilentはAgilent Technologies, Inc.の商標です。


関連製品  APP 1113: Jul 09, 2003
MAX2648 5GHz~6GHz、低ノイズアンプ、6ピンUCSP フルデータシート
(PDF, 136kB)

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