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アプリケーションノート 149

トリクル充電/急速充電表示付のバッテリ充電器

図1のバッテリ充電器は急速充電中かトリクル充電中かを単一のLEDで表示します。急速充電中は、IC2のアクティブローFASTCH出力がDC電流をシンクするため、LEDが連続的に点灯します。トリクル充電中はD1およびQ1が555タイマをイネーブルするため、LEDは点滅します。

図1. このNiCd (またはNiMH)バッテリ充電器の灰色の部品が、トリクル充電中にLEDを点滅させる働きをします。 図1. このNiCd (またはNiMH)バッテリ充電器の灰色の部品が、トリクル充電中にLEDを点滅させる働きをします。

タイマは60Hz (f = 1 / 1.4RC)で動作する非安定マルチバイブレータとして設定されています。急速充電中はイネーブルされ続けられますが、バッテリが外されたときはオフになります。この判断を行うのはツェナーダイオードD1です。バッテリが接続されていない場合(R5および内部コンパレータによって検出)、IC2によって、ICに設定されているセル数の2倍に等しい電圧がBATT+に発生します。この電圧(2セルなら4V) が3.3Vツェナーをオンにし、タイマをディセーブルします。

バッテリを接続すると、BATT+の電圧は2.8V (1.4V/セル)に低下し、この結果D1がオフになり、そしてQ1がオフになり、タイマがイネーブルされます。タイマ出力がQ3を駆動し、Q3のコレクタ(オープンドレインアクティブローFASTCH出力とワイヤOR接続)がLEDを点滅させます。

セル数が異なると、必要なツェナー電圧も下記の通り異なります。

セル数によって異なるツェナー電圧

急速充電中、LEDはタイマの動作で点滅することなく連続的に点灯し続けます。この条件はアクティブローFASTCHがローに留まることで保証されます。IC2のデータシートではアクティブローFASTCHが2mAをシンクするときには、0.4V maxが保証されています。電流がこれ以上高い場合は電圧も高くなり、点滅が起こる可能性があります。その場合はQ3のエミッタに抵抗を追加することで問題を解決できます。


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