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アプリケーションノート1745

ケーブルアップストリームアンプMAX3510/MAX3514/MAX3516のACPR (隣接チャネル電力比)性能

要約:ケーブルアップストリームドライバアンプMAX3510/MAX3514/MAX3516の性能データをまとめています。ACPRと利得データをグラフと表で示します。各単位はDOCSIS 2.0規格を十分に満たしています。データは5MHz~65MHzで取得しています。

追加情報 MAX3510/MAX3514/MAX3516の隣接チャネル電力比(ACPR)についてテストしました。テスト条件は、5.0Vの電源と+34dBmVの入力です。一連のグラフを作成してテスト結果を表しています。以下のデータは、DOCSIS 2.0規格を十分に満たしています。

ACPRはケーブルアンプにおいて重要なパラメータです。隣接チャネルは同じ変調レートまたは異なる変調レートのキャリアによって占有される可能性があり、この隣接チャネルに搬送キャリアが生じることがあるからです。ACPRは、プライマリチャネルと隣接チャネル間のチャネル電力比として定義されています。DOCSISに従えば、200kHzのチャネルスペーシングで160kHzの測定帯域幅を使用します。

MAX3510/MAX3514/MAX3516は、CATVアップストリームアプリケーション用に設計された、プログラマブル利得アップストリームアンプの製品ファミリです。これらは5MHz~65MHzの周波数範囲で動作し、最大+64dBmVのQPSKを駆動します(MAX3516)。入力と出力の両ポートが差動であるため、出力ポートに外部バラン(平衡不平衡変成器)が必要となります。可変利得機能により、56dBを超えるダイナミックレンジが得られ(MAX3514/MAX3516)、SPI 3線インタフェースによって制御されます。利得は0.5dBステップ(MAX3514/MAX3516)、または1dBステップ(MAX3510)で制御できます。

テスト条件

  • すべてのテストは室温にて実施する
  • VCC = 5.0V - PIN = -13dBm (50Ωのシステムで+34dBmV)
  • 入力信号:20ビットPRBSによるQPSK変調、ルートコサインフィルタ、α = 0.25
  • 高電力モード
  • 入力ACPR -66dBc
  • 200kHzのチャネル間隔
  • 160kHzの測定帯域幅

補正および単位変換

  • 50Ωシステムにて、PIN/OUT (dBmV) = PIN/OUT (dBm) + 47dB
  • 75Ωシステムにて、PIN/OUT (dBmV) = PIN/OUT (dBm) + 49dB
  • MAX3510 EVキット(評価キット)ボードは出力で3.5dBの損失があるので、POUT (dBmV) = POUT (dBm) + 47dB + 3.5dB + ケーブル損失となる
  • MAX3514/MAX3516 EVキットボードは出力で7.5dBの最小損失パッドがあるので、POUT (dBmV) = POUT (dBm) + 47dB + 7.5dB + ケーブル損失となる

テスト機器の一覧

  • QPSK信号を生成可能な信号発生器(ROHDE & SCHWARZ SMIQ 06B)
  • スペクトラムアナライザ(ROHDE & SCHWARZ FSEB)
  • パワーメータ(HP437B)
  • パワーセンサ(HP8482A)
  • 電源(Agilent E3632A)
  • DMM (HPE3631A)

拡大図を見る
図1. テスト機器のセットアップ


図 2.

表1. MAX3510 ACPR対出力電力と周波数
Input (dBm) GCW Output (dBm) Output (dBmV) ACPR (dBc)
5MHz -13 49 4.41 51.41 -66
-13 52 7.16 54.16 -66
-13 55 9.92 56.92 -64.5
-13 59 13.59 60.59 -61.2
-13 61 15.5 62.5 -51.8
-13 63 17.03 64.03 -42
20MHz -13 49 4.03 51.03 -66
-13 52 6.82 53.82 -65.3
-13 55 9.59 56.59 -64
-13 59 13.29 60.29 -60.3
-13 61 15.19 62.19 -51.7
-13 63 16.72 63.72 -42.2
42MHz -13 50 4.30 51.30 -66
-13 53 7.29 54.29 -63.6
-13 56 10.06 57.06 -61.5
-13 59 12.81 59.81 -58.6
-13 61 14.76 61.76 -50.1
-13 63 16.29 63.29 -41.8
65MHz -13 50 3.95 50.95 -65.5
-13 53 6.73 53.73 -62.6
-13 56 9.5 56.5 -59.6
-13 59 12.26 59.26 -56.9
-13 61 14.24 61.24 -50.1
-13 63 15.76 62.76 -40.5


図3.

表2. MAX3514 ACPR対出力電力と周波数
Input (dBm) GCW Output (dBm) Output (dBmV) ACPR (dBc)
5MHz -13 114 9.17 56.17 -66
-13 120 12.15 59.15 -66
-13 122 13.14 60.14 -66
-13 125 14.61 61.61 -66
20MHz -13 114 9.1 56.1 -66
-13 120 12.1 59.1 -65
-13 122 13.09 60.09 -64.5
-13 125 14.56 61.59 -63.4
42MHz -13 110 6.85 53.85 -66
-13 114 8.9 55.9 -64.2
-13 120 11.87 58.87 -62.9
-13 122 12.86 59.86 -62.9
-13 125 14.32 61.32 -61.2
65MHz -13 112 7.13 54.13 -66
-13 116 9.11 56.11 -61.5
-13 122 12.04 59.04 -59.8
-13 124 13.01 60.01 -58.5
-13 125 13.5 60.5 -58.2


図4.

表3. MAX3516 ACPR対出力電力と周波数
Input (dBm) GCW Output (dBm) Output (dBmV) ACPR (dBc)
5MHz -13 116 13.39 60.39 -66
-13 120 15.34 62.34 -64.2
-13 122 16.31 63.31 -63.8
-13 125 17.68 64.68 -51.6
20MHz -13 116 13.41 60.41 -66
-13 120 15.38 62.38 -64.4
-13 122 16.38 63.36 -61.9
-13 125 17.74 64.74 -51.2
42MHz -13 12 11.01 58.01 -66
-13 116 12.94 59.94 -63.2
-13 120 14.9 61.9 -61
-13 122 15.87 62.87 -58.7
-13 125 17.23 64.23 -48.7
65MHz -13 112 10.10 57.10 -65
-13 116 12.18 59.18 -59.4
-13 120 14.11 61.11 -57.7
-13 122 15.07 62.07 -55.3
-13 125 16.42 63.42 -47.4


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MAX3510 アップストリームCATVアンプ フルデータシート
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MAX3514 アップストリームCATVアンプ フルデータシート
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