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キーワード:
rf, rfic, pa, パワーアンプ, ワイヤレス, 無線, cdma, セルラ日本, ピンダイオード, 端子ダイオード, rf ics, rfic
関連製品
APP 276: Jul 10, 2003
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(58kB)
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アプリケーションノート 276
PINダイオードスイッチを備えた日本のCDMAセルラバンド用のMAX2269パワーアンプ
要約:このアプリケーションノートは日本マーケット向けセルラCDMAバンド用のパワーアンプを紹介しています。ダイオードスイッチは低出力時の性能向上のために使われます。PINダイオードがスイッチした場合、+16dBm時でPAEが向上し、ACPRが-50dBc以下となります。データは、+27dBm、+16dBm、および+13dBm時において、887MHz、906MHz、および925MHzを取得しました。
追加情報
ワイヤレス製品ラインのページ
MAX2269のクイックビューデータシート
アプリケーションテクニカルサポート
海外向けのCDMAアプリケーションについては、「
PINダイオードスイッチを備えたCDMAセルラバンド用のMAX2266パワーアンプ
」を参照してください。
はじめに
MAX2269パワーアンプは、日本のセルラ周波数帯域で動作するIS-98ベースのCDMAセルラ電話用に最適化されたものです。中間出力電力の効率を最適化したことにより、中間電力での効率が向上し、結果として、標準的な都市部における平均消費電流が低減され、通話時間が長くなります。
MAX2269の標準評価ボードでは、SPDTスイッチを使用しています。このボードは、+27dBmの出力電力で29%のPAE、+17dBmの出力電力で17%のPAEが得られています。ただし、今回のアプリケーションでは、SPDTスイッチの代わりにPINダイオードスイッチを使用しています。PINダイオードスイッチに変更することにより、最大出力電力で得られる電力付加効率(PAE)が向上します。MAX2269でPINダイオードスイッチを使用することにより、中間及び低出力電力レベルでもPAEが確保されます。
PINダイオードスイッチ
このアプリケーションで選択したPINダイオードは、Alpha IndustriesのSMP1321-079です。
図1
に、PINダイオードスイッチの回路図を示します。MAX2269が高電力モードのとき、/SHDN = ハイレベル、PWR = ハイレベルで、PINダイオードスイッチはオフに切り替わります。この状態で、P
OUT
はハイインピーダンスになります。次に、MAX2269が低電力モードのとき、/SHDN = ハイレベル、PWR = ローレベルで、PINダイオードスイッチはオンに切り替わります。L1とL3はチョークコイルで、L2は、PINダイオードの内部容量との並列共振に必要となります。PINダイオードの順電流は、R1により決定されます。
図1
図2
は、出力マッチングの一部を示しています。低電力経路が高電力経路に接続されていない場合、MAX2269の性能は、MAX2268の性能とほとんど同じになります。MAX2268は、35%を超えるPAEを達成します。低電力経路のアイソレーションが不良の場合、PAEとACPRは低下します。高電力モードで、高性能を得るためには、低電力経路からの良好なアイソレーションが必要になります。
図2
性能
表1
に、性能の結果を示します。3種類のデータ、すなわち最大出力電力(+27dBm)、切り替えポイント(+16dBm)、及び中間出力電力(+13dBm)があります。PINダイオードスイッチを使用しているときには、2つの出力間のアイソレーションが大きいため、最大出力電力におけるPAEは向上します。最大出力電力では、ACPRは-47dBcを超え、PAEは33~35%です。中間出力電力では、ACPRは-49dBcを超え、PAEは16dBmで18%、13dBmで11%になります。アイドル電流は36mAです。
表1. (V
CC
= 3.5V、入力信号 = CDMAの上り規格)
Frequency (MHz)
Gain (dB)
ACPR (885kHz) (dBc)
ACPR (1.98MHz) (dBc)
PAE (%)
Idle Current (mA)
High-Power Mode @ P
OUT
= +27dBm
887
26.88
-47.70
-59.67
33.37
906
26.68
-47.86
-60.71
34.20
103
925
25.82
-47.11
-60.43
35.09
Low-Power Mode @ P
OUT
= +16dBm
887
28.12
-49.15
-59.26
18.95
906
27.72
-50.94
-60.98
18.34
36
925
27.06
-53.09
-62.23
17.49
Low-Power Mode @ P
OUT
= 13dBm
887
28.22
-60.66
-64.92
11.40
906
27.76
-60.88
-65.15
11.17
36
925
27.06
-59.42
-65.34
10.75
高電力モードから低電力モードへの切り替えポイントが+16dBmの場合に測定した性能を
図3
及び
図4
に示します。CDMAシステムの場合、通常の動作状態で通話時間を長くするためには、中間出力電力でのPAEが極めて重要となります。MAX2269のモードを+16dBmで切り替えた場合、中間電力でのPAEが向上し、ACPRは-50dBcを超えます。
図3
図4
図5. テストのセットアップ
図6. 回路図
関連製品
APP 276: Jul 10, 2003
MAX2269
+2.7V、単一電源、セルラバンドリニアパワーアンプ
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