MAX5025データシートの標準回路を図1に示します。この回路では、出力電圧VOUTは、固定抵抗器R1とR2の比で決まります。これらの2つの抵抗器は分圧器を形成します。この分圧器によって出力電圧の一部がFBピンにフィードバックされ、閉ループシステムが形成されます。VOUTが所望の出力電圧を生成し、R1とR2による分圧器が1.25VをFBピンにフィードバックするとき、このシステムは平衡状態にあります。VOUTが所望の出力電圧より低い(したがって、FBにフィードバックされる電圧(VFB)が1.25V未満である)とき、DC-DCコンバータは、FBが1.25Vに達するまで余分に電力を出力します。MAX5025 data sheetの式1からVOUTを求めると、式2が得られます。ここで、VREFはFBの設定値であり、MAX5025の場合1.25Vです。
アプリケーションノート『Resistor Calculator for the DS3906』およびそれに付随するExcel spreadsheetには、DS3906の外付け抵抗器の選択方法が記載されています。このアプリケーションノートで紹介した図3に示すアプリケーションの場合、抵抗器H2を270Ωの外付け抵抗器とともに使用しています。この外付け抵抗器の中間抵抗値は約200Ωであり、MAX5025のR1とR2の計算には、この値を使用します。