C1が理想的なコンデンサであれば、周波数が上昇するにつれて、インピーダンス特性は減少します(XC = 1/[2π x f x C])。しかし、現実環境では、理想的なコンデンサは存在しません。理想的でないコンデンサモデルのインピーダンス(図1B)は、自己共振周波数*で落ち込んだ後、周波数とともに増大し始めます。foより高い周波数では、誘導成分の方が大きくなります(XL = 2π x f x L)。この挙動のため、自己共振周波数の近辺またはそれを上回る周波数で自己共振動作するフィルタとしてコンデンサを選択した場合、期待外れの結果となるおそれがあります。ただし、コンデンサを選択して、高周波成分をGNDにシャントさせると、コンデンサの自己共振は直ちにその機能を果たすようになります。