図1の構成では、リターンロスブリッジとしてWide Band Engineering Company, Inc.製のA57TLSTDを使用しています。2つの50Ω/75Ωインピーダンスコンバータ(Wide Band Engineering製のA65L)を使用し、75Ωで50Ωのジェネレータのポートと50Ωのスペクトルアナライザのポートにインタフェースしています。ブリッジの右側にある75Ωの高精度抵抗は、リターンロスブリッジに組み込まれています。Advantest R3132スペクトルアナライザは、信号発生器とスペクトルアナライザの両方の役割を果たします。
リターンロスの測定を実施する前にテストのセットアップをチェックするには、図1の左側にあるブリッジのNTPインタフェースは、75Ω ±0.25Ω以内のテスト負荷で接続されるべきです。マキシムによる構成では、この高精度抵抗として、リターンロスブリッジに付属するWide Band Engineering製のコンポーネントを使用しています。このテスト負荷を接続した状態で、リターンロスは表1に示した要件よりも20dB高くなるはずです。図2に、マキシムの構成を使って測定したリターンロスを示します。この構成では、1720kHzにおいて45.27dBのリターンロスが測定されました。