USB 2.0 (ハイスピードUSB)では、480Mbpsのデータ速度に加えて、準拠を保証するアイダイアグラムテストにシステムが合格することが要求されます。アイダイアグラムとは、適正なソースからのD+およびD-の配線を同時に表示したもので、人間の目の形に似ています。図1に、USB 2.0仕様が要求するアイパターンのテンプレートを示します。デバイスの出力がアイダイアグラムテストに合格すれば、そのシステムは規格に準拠*していることになります。
図1. Universal Serial Bus Specification Revision 2.0が要求しているアイパターンを示します(仕様書の図7~13を参照)。
検査対象のシステムがボード上にスイッチを備えており、出力にコネクタが1つ存在する場合、信号がアイの外部に分布する必要があります。アイオープニングは±400mVであり、許容損失は最大で約2dBという小さな値です。MAX4906EF USB 2.0スイッチの周波数損失は0.5dBという低い値であるため、アイオープニングに関しては問題ありません。