これらのデバイスの多数についてVDD電源要件の試験と調査の結果、これらの信号コンディショナはVDDの0から5Vへのリニアな立上りが12msまで遅くなっても問題がないことが分かっています。あらゆるケースにおいて、デバイスはアナログモードで正常に起動しました。しかし、アナログモードでの正常な信号コンディショナの起動はVDDの立上り速度が0.2msよりも遅いと保証されません。
VDDFの電源要件 VDDF電源がフラッシュメモリに給電しますが、POR信号がリリースされて、制御レジスタが最初にアクセスされるまでには、この電源はデータシートで規定されたレベルになっていなければなりません。起動時にフラッシュメモリからの制御レジスタの読取りが正常に行われるためには、VDDF信号はVDD信号に10μs以内で追従しなければなりませんMAX1452/MAX1455のデータシートに記載されているように、あらゆる状態での最低のVDDF動作電圧は4.5Vです。マキシムでの試験によると、フラッシュメモリ電圧が3.5Vまで低下しても正しく動作することが示されました。しかし、フラッシュメモリの動作は4.5Vを下回る電圧では保証されません。
VDDF電源のRCフィルタ(RはVDDとVDDF端子間、CはVDDFとGND端子間)は通常フラッシュメモリの読取り動作に起因する突然の電流サージの影響を抑制するために使われます。フラッシュメモリの読取り動作によって1ms (1kHzの速度)ごとに各テンポラリ(temporary)レジスタ(5個のテンポラリレジスタが5個のDACに供給される)が更新されます。大きな電流が流れる期間は約1μsでピーク電流の値は20mAです。この電流サージの全体への影響は大きくはありません。それは大きな電流が流れる期間が非常に短く、動作時間の1/1000に過ぎないからです。しかし、VDDF端子にRC回路が無い場合は、電流規格を満たす電源のほとんどは、VDDFおよびVDD端子に大きい電圧降下を生じる可能性があります。VDD電源の電圧降下は信号コンディショナ回路を通して伝播して出力信号にノイズとなって現れます。
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