マキシムの新しいアナログ+ディジタルVGAは、9種類の異なる回路機能を集積化することによって、2.5G、3G、および4G無線インフラトランシーバのスペースを節約します。 カリフォルニア州サニーベール—2010年12月16日—マキシム・インテグレーテッド・プロダクツ(NASDAQ:MXIM)は、業界唯一の完全プログラマブル、マルチステート、デュアルチャネル、アナログ+ディジタルIF/RF可変ゲインアンプ(VGA)のMAX2062を発表しました。この制御の容易なデバイスは、VGA性能、プログラマブル能力、および高い部品の集積度のすべてを同時に実現した初の製品です。すでに発売されているシングルチャネルのMAX2065と同様に、MAX2062は、経路当り4つのカスタム化された減衰状態に対するユニークな「高速」ゲイン選択、高速25nsディジタルスイッチング、およびディジタルVGAの超低振幅オーバシュート/アンダシュートを提供します。MAX2062はオンチップの8ビットDACによって、2つのアナログアッテネータの制御をSPI™で簡単に行うことができます。この製品は、GSM/EDGE、CDMA、WCDMA、LTE、およびWiMAX®の各アプリケーションを含め、すべての2.5G/3G/4G無線インフラ用トランシーバで見られる「高速追従」自動利得制御(AGC)回路に最適な選択となります。 MAX2062は、IFまたはRFの汎用VGAのいずれでも機能し、50MHz~1000MHzの周波数範囲で動作する50Ωシステムと直接インタフェースすることができます。各経路内のステージにはそれぞれRF入力およびRF出力があるため、MAX2062は回路構成によって、カスケード接続の最前段に配置して雑音指数を、または最後段に配置してリニアリティを最適化することができます。あるいは、2つのパラメータの妥協点(アンプを2段目に配置)を取るように構成することもできます。標準的な回路構成(ディジタルアッテネータ アナログアッテネータ ドライバアンプ)では、カスケード接続された全体で64dBのトータルゲイン範囲があり、最大のゲインは19.4dB、雑音指数は7.3dBです。リニアリティについても全体でOIP3性能が+41dBm、OIP2が+56dBm、OP1dBが+19dBmと非常に優れています。レシーバアプリケーションでは、この優れたリニアリティが、強いブロッカ信号に対するレシーバの耐性を直接高める働きをします。第2および第3高調波歪み(HD2およびHD3)成分は、同様に、それぞれ-55dBcおよび-72.7dBcに制限されます。この性能によって、至近高調波のフィルタ条件が緩和され、よりシンプルでコスト効率の良いフィルタ設計が可能になります。 このデバイスのユニークな高速ゲイン選択機能によって、ユーザーは4つのカスタム化されたディジタル減衰状態のいずれにも即座にアクセスすることができ、SPIバスによるデバイスの再プログラミングに関連する遅延を発生させることはありません。ディジタルアッテネータのI/Oは必要となる状態の数によって5分の1または2.5分の1 (5制御ビットに対してそれぞれ1または2ビット)にまで減らすことができます。 専用の8ビット制御DACは、アナログ減衰をシンプルなSPIコマンドで簡単に0.12dB単位で調節可能にします。この機能を集積化したことによって、このデバイスは個別の制御DACや電圧リファレンスを不要としただけでなく、全体の設計を簡素化することにも成功しました。追加のSPIペリフェラルをプログラミングする必要はなく、追加のアナログ制御ラインをPCB上に引く必要もありません。 MAX2062は9種類のユニークな回路機能を1つの小さなモノリシックデバイスに集積化しています。2つのシングルVGA (MAX2065)を使った同等の回路と比較した場合、この新しいデュアルVGAは回路全体の実装面積を31%削減します。これらのコストおよびスペースの節約によって、トランシーバの価格と実装密度の問題が最重要となる次世代無線インフラ設計が現実的なものとなります。 MAX2062は、鉛フリー、48ピンTQFNパッケージで提供されます。参考価格は$13.45 (1,000個以上、FOB USA)となっています。ピンコンパチブルでディジタルのみ(MAX2063)およびアナログのみ(MAX2064)の各バージョンも提供されます。詳細はjapan.maxim-ic.com/IFVGAをご覧ください。 マキシム・インテグレーテッド・プロダクツは、高性能半導体製品を設計、製造、および販売する株式公開企業です。マキシムは顧客の製品に付加価値となる、革新的なアナログおよびミックスドシグナルのエンジニアリングソリューションの提供を使命として設立されて以来25年以上になります。今日まで、マキシムが開発した製品の数は6400以上に達し、産業機器、通信、民生、およびコンピューティングの各マーケットに製品を提供しています。 マキシムは2010会計年度に約20億ドル超の売上げを達成しており、Fortune 1000企業であると同時に、Nasdaq 100、Russell 1000、およびMSCI USAの各指数にも含まれています。詳細はjapan.maxim-ic.comをご覧ください。