MAX1457はピエゾ抵抗センサのキャリブレーションおよび補償用として最適化された高い統合性のアナログセンサ信号プロセッサです。MAX1457は、センサ励起用プログラマブル電流ソース、3ビットプログラマブルゲインアンプ(PGA)、12ビットADC、5つの16ビットDACおよび独立したオペアンプを備えています。総合誤差率がセンサの再現性誤差の0.1%以内となっているMAX1457は、シリコン圧電抵抗センサのオフセット、フルスパン出力(FSO)、オフセットTC、FSO TC、およびフルスパン出力の非線形性を補償します。
MAX1457は、D/Aコンバータ(DAC)を介して入力信号のオフセットとスパンを調整することによって、1次温度誤差をキャリブレーションおよび補償し、量子化雑音を除去します。残留する高次誤差の補償が必要な場合は、ルックアップテーブル(外部EEPROM内)に保存されている1次係数の線形補間を使用して誤差を補償します。
MAX1457は、次の3つのセンサ製造工程を1つの自動工程に統合します。
- プレテスト:ホストテストコンピュータの制御下におけるセンサ性能データ収集。
- キャリブレーションおよび補償:トランスデューサプレテストデータから得たキャリブレーションおよび補償係数の計算および保存(外部EEPROM内)。
- 最終テスト:プレテストソケットから除去せずに行うトランスデューサのキャリブレーションおよび補償の確認。
アナログ出力は、圧力と温度の両方に対して提供されています。また、回路全体の利得を増大する場合や、2線式4mA~20mAトランスミッタを容易に実行するために、汎用の独立したオペアンプも内蔵されています。シリアルインタフェースはMICROWIRE™およびSPI™とコンパチブルとなっており、外部EEPROMに直接接続されています。さらに、複数のセンサモジュールの製造およびキャリブレーションを容易にするテスト機能も備わっているため、製造コストを低減できます。
MAX1457は圧電抵抗センサ用として最適化されていますが、2、3の外部部品を追加することにより、他の種類の抵抗センサ用(加速度計やストレインゲージ用など)として利用することもできます。