MAX5893はプログラマブルな補間、変調、500Mspsのデュアルディジタル-アナログコンバータ(DAC)で、優れたダイナミック性能を提供し、高性能、広帯域、シングルキャリア伝送アプリケーションに最適化されています。このデバイスは、単一集積回路に2倍/4倍/8倍を選択可能な補間フィルタ、ディジタル直交変調器、およびデュアル12ビット高速DACを内蔵しています。30MHzの出力周波数と500Mspsの更新速度において帯域内SFDRは84dBcで、消費電力は1.1Wです。また、このデバイスは、61.44MHzの出力周波数でシングルキャリアWCDMAの場合、72dBの ACLRを提供します。
選択可能な補間フィルタによって、高いDAC更新速度を利用しつつ、入力データレートを低下させることができます。これらのリニア位相補間フィルタによって、再生フィルタの要件が緩和され、通過帯域のダイナミック性能が向上します。オフセットと利得が独立に調整可能であるため、アナログ直交変調器によって発生する局部発振器(LO)フィードスルーと、側波帯抑制誤差を較正することができます。
MAX5893は、f
IM/4のディジタルイメージリジェクト変調器を備えています。この変調器は直交変調IF信号を生成し、この信号をアナログI/Q変調器に供給し、アップコンバージョンプロセスを遂行することができます。別のディジタル変調モードでは、f
IM/2またはf
IM/4でイメージペアによって信号を周波数変換することができます。
MAX5893は標準の1.8V CMOS、3.3V耐圧データ入力バスを備え、インタフェースを簡素化します。モード設定用に3.3VのSPI™ポートが提供されています。プログラマブルモードには、2倍/4倍/8倍の補間フィルタ、イメージ除去付きのf
IM/2、 f
IM/4のディジタル直交変調またはディジタル直交変調なし、チャネル利得/オフセットの調整、およびオフセットバイナリまたは2の補数のデータインタフェースの選択などがあります。
ピンコンパチブルの14ビットおよび16ビットデバイスも入手可能です。14ビットバージョンについては
MAX5894のデータシートを、16ビットバージョンについては
MAX5895のデータシートを参照してください。
ピンコンパチブル、12/14/16ビット高速DACファミリの全リストは、パラメトリック表を参照してください。