MAX5898はプログラマブルな補間、変調、500Msps、デュアルディジタル-アナログコンバータ(DAC)で、優れたダイナミック性能を発揮して、高性能、広帯域、シングルおよびマルチキャリア伝送アプリケーションに最適です。このデバイスは、単一ICに2倍/4倍/8倍を選択可能な補間フィルタ、ディジタル直交変調器、およびデュアル16ビット高速DACを内蔵しています。30MHzの出力周波数と500Mspsの更新レートにおいて、消費電流はわずか1.2Wながら、帯域内SFDRは81dBcです。また、このデバイスは61.44MHzの出力周波数において4キャリアWCDMAの場合、71dBのACLRを達成します。
選択可能な補間フィルタによって、高いDAC更新レートを利用しながら、低速の入力データレートが可能です。これらのリニア位相補間フィルタによって再生フィルタの要件が緩和され、通過帯域のダイナミック性能が向上します。チャネルごとにオフセットおよび利得を設定可能のため、アナログ直交変調器によって生成される局部発振器(LO)フィードスルーと側波帯抑制誤差を較正することができます。
MAX5898は、f
IM / 4のディジタルイメージ除去変調器を備えています。この変調器は直交変調IF信号を生成し、この信号をアナログI/Q変調器に供給し、アップコンバージョンプロセスを遂行することができます。別のディジタル変調モードでは、f
IM / 2またはf
IM / 4のイメージペアによって信号を周波数変換することができます。
MAX5898は、電磁干渉(EMI)を低減する標準LVDSインタフェースを備えています。インタリーブされたデータは単一16ビットバスを通じて印加されます。モード設定用に3.3VのSPI™ポートが用意されています。プログラマブルモードには、2倍/4倍/8倍の補間フィルタ、イメージ除去付きのf
IM / 2、 f
IM / 4のディジタル直交変調またはディジタル直交変調なし、個別のチャネル利得/オフセットの調整、およびオフセットバイナリまたは2の補数のデータインタフェースの選択などがあります。
CMOSインタフェースおよび12、14、および16ビットの分解能を備えたコンパチブルバージョンも入手可能です。12ビットCMOSについてはMAX5893のデータシートを、14ビットCMOSについてはMAX5894のデータシートを、16ビットCMOSバージョンについてはMAX5895のデータシートを参照してください。
ピンコンパチブル、12/14/16ビット高速DACファミリの全リストは、パラメトリック表を参照してください(English only)。