MAXQ1850は、電子商取引、銀行取引、およびデータセキュリティシステム用に設計された低電力32ビットRISCデバイスです。この製品は、高性能、シングルサイクル処理、高度なタンパ検出技術、および高性能暗号化ハードウェアを組み合わせ、業界最先端のデータセキュリティと秘密鍵保護を提供します。
物理的なセキュリティメカニズムとして、範囲外の電圧や温度状態を検出し、重要データを高速にゼロ化して応答する環境センサーなどがあります。追加のタンパ応答用に、4つの自壊入力が用意されています。シリコン上の内部シールドがマイクロプローブによる攻撃からの保護を提供します。チップのクロックレート制御を利用した妨害攻撃に対しては、高速の内部リング発振器が用意されています。データを保護するために、MAXQ1850は解析に対して耐性を持つ複数の高速暗号化エンジンを内蔵しています。ハードウェアでサポートされているアルゴリズムには、AES (128、192、および256ビット)、DES、トリプルDES (2 Key および3 Key)、ECDSA (160、192、および256ビットKey)、DSA、RSA (最大2048ビット)、SHA-1、SHA-224、およびSHA-256があります。MAXQ1850の高度なセキュリティ機能は、ITSEC E3 High、FIPS 140-2レベル3、およびCommon Criteria認定などの厳しい規制の要件を満たすように設計されています。
MAXQ1850は、256KBフラッシュメモリ、およびセキュアな8KBのバッテリバックアップデータSRAMを内蔵しています。ハードウェアエンジンでは、スマートカードアプリケーション用のISO 7816、USB (4つのエンドポイントバッファを備えたスレーブインタフェース)、RS-232 UART (universal synchronous/asynchronous receiver-transmitter)、SPI™インタフェース(マスタまたはスレーブモードサポート)、および最大16の汎用I/O端子を含む、複数の通信プロトコルがサポートされています。MAXQ1850でサポートされるその他のペリフェラルには、真のハードウェア乱数発生器(RNG)、リアルタイムクロック(RTC)、プログラマブルウォッチドッグタイマ、および柔軟な16ビットタイマー(キャプチャ、コンペア、およびパルス幅変調(PWM)動作をサポート)があります。
注:設計者はこの製品の全機能を十分に利用するために以下の資料を備える必要があります。データシートには、端子説明、機能の概要、および電気的仕 様が記載されています。正誤表には公表された仕様とは異なる内容が記載されています。ユーザガイドは製品の特長および動作についての詳しい情報を提供して います。
- MAXQ1850 ICのデータシート
- MAXQ1850の改訂正誤表(入手性についてはここをクリック)
- MAXQファミリのユーザガイド(英語版) (日本語版)
- MAXQファミリのユーザガイド:MAXQ1850用補足資料(入手性についてはBUにお問い合わせください)