スマートシステムオンチップ(SoC)のMAXQ7667は、飛行時間型の超音波距離測定ソリューションを提供します。このデバイスは、弱入力信号または多目標識別による長距離測定を含むアプリケーション用に最適化されています。MAXQ7667は、柔軟なエレクトロニクスを環境や目標の状態変化に即応して各機能を最適化するために必要なインテリジェンスと組み合わせることによって、高い信号対ノイズ比(SNR)を達成しています。
内蔵のバースト信号ジェネレータとエコー受信部品が、25kHz~100kHzの間で超音波信号を処理します。エコー受信部品は、可変利得ローノイズアンプ(LNA)、受信エコー信号をディジタル化するための16ビットシグマ-デルタADC、およびディジタル信号処理(DSP)を内蔵しています。DSPは、帯域通過フィルタによってノイズを制限し、復調とローパスフィルタ処理を通じてエコーエンベロープを作成します。入力基準ノイズは低い0.7µVRMSです。設定可能な位相ロックループ(PLL)周波数シンセサイザが、リファレンス周波数をバーストジェネレータに供給し、クロックをエコーレシーバのディジタルフィルタに供給します。内蔵の16ビットMAXQ20マイクロコントローラ(µC)が、上述のすべての機能を制御します。
µCは、全温度範囲において各送信のバースト周波数および受信周波数を最適化します。MAXQ7667は、エコー信号を監視して、送受信パラメータをアクティブに変更して最適な結果を得ることによって、スマート検出を達成します。ディジタルフィルタリングとバースト合成は、CPUの操作介入が不要です。これによって、すべてのCPU電力がエコー最適化、通信、診断、および追加の信号処理に使用可能になります。
MAXQ7667は、+5V、+3.3V、および+2.5Vの3つの異なる電源電圧で動作します。3つの外部電源が使用可能でない場合は、2つの内蔵リニアレギュレータが、+5Vの単一電源での動作を可能にします。あるいは、MAXQ7667は、外部パストランジスタを制御することができるため、外付け部品の耐圧に応じて、+8V~+65V以上の単一電源電圧での動作が可能です。このデバイスは、48ピンLQFPパッケージで提供され、-40℃~+125℃での動作が保証されています。
注:設計者はこの製品の全機能を十分に利用するために以下の資料を備える必要があります。データシートには、端子説明、機能の概要、および電気的仕様が記載されています。正誤表には公表された仕様とは異なる内容が記載されています。ユーザガイドは製品の特長および動作についての詳しい情報を提供しています。