MAXQ1010は、電力とセキュリティの両方が極めて重要となるセキュリティトークンアプリケーションおよびバッテリ駆動アプリケーション用に設計された小型の低コスト低電力セキュアマイクロコントローラです。
このマイクロコントローラファミリは、32KB、64KB、または128KBのプログラマブルフラッシュメモリを内蔵しており、アプリケーションコードとデータストレージの両方に使用することができます。各512Bフラッシュメモリページは、2万回の消去サイクルをサポートし、一度に16ビットプログラムすることができます。これによって、フラッシュの寿命を延ばす独自の方式が可能です。たとえば、4つのフラッシュページを頻繁に変更される32Bデータの格納専用とし、書込みサイクルの有効数をほぼ120万(4 x 512 x 20,000/32)回にすることができます。また、このデバイスは、1KBまたは2KBのSRAMも内蔵しています。追加の128Bセキュア鍵ストレージSRAMは、自壊入力がトリガされると瞬時に消去されます。
このマイクロコントローラは、ハードウェアDESエンジンおよびAESアクセラレータも内蔵しており、アプリケーションは、標準ベースの暗号を使用し、チャレンジに高速応答して、他のデバイスを認証することができます。鍵生成、チャレンジ生成、およびランダムパディングなどの一般的アプリケーション用に、真のハードウェア乱数発生器(RNG)を使用することができます。認証アプリケーションには、マキシムの各種ファームウェアおよびリファレンス設計を使用することができます。
複数の通信インタフェースが実装されており、内蔵のUSBトランシーバおよびシリアルインタフェースエンジンによって、USBアプリケーションは極めて低コストになります。その他の通信オプションには、ISO 7816 UART、SPI™、I²C、および標準USART (ユニバーサル同期/非同期レシーバ-トランスミッタ)が含まれます。また、リアルタイムクロック(RTC)が、時間基準を必要とするセキュリティアプリケーション用として内蔵されています。
低電力バッテリ駆動性能を極限まで高めるために、超低電力ストップモード(400nA typ)を備えています。このモードでは、必要最低限の回路に給電されます。ウェイクアップの対象には、外部割込み、パワーフェイル割込み、ウェイクアップタイマ割込み、およびRTC割込みが含まれます。
設計者はこの製品の全機能を十分に利用するために以下の資料を備える必要があります。データシートには、端子説明、機能の概要、および電気的仕様が記載されています。正誤表には公表された仕様とは異なる内容が記載されています。ユーザガイドは製品の特長および動作についての詳しい情報を提供して います。