DSECASH eCashの評価キットの概要

DSECASH eCashの評価キットは、SHA-1ベースのiButton eCashシステムの速度、信頼性、および安全性を検証します。このキットで提供されるeCashのデビットボードは完全スタンドアロンモジュールで、高速100msで金額の引落としを行います。このデビットボードはシリアルインタフェースも備えているのでPCやマイクロプロセッサによって引落としプロセスを監視することができます。このシリアルインタフェースを利用して、デモボードは容易に実際のeCashまたはアクセス制御システムに組み込むことができます。DSECASHキットの詳細についてはデータシートをご参照ください:DSECASH


ソフトウェアのダウンロード

DSECASHのスタータキットには以下のいくつかの部品が含まれています。更なる評価および試験目的に必要なその他製品をお求めの場合は、マキシムダイレクトをご利用ください。 


DSECASHキットの内容

型番 数量 説明 部品
DS1963S 3 SHA-1コプロセッサまたはユーザートークンとして初期化可能なiButton DS1963S iButton
DS1961S 2 ユーザートークンとして初期化可能なiButton DS1961S iButton
DS9093A 2 黒色iButtonキーリングフォブ DS9093A
DS9093A-B 2 青色iButtonキーリングフォブ DS9093A-B
DS1402D-DR8 1 青色ドットレセプタ(シリアル) Blue Dot Receptor
DS9097U-S09 1 コプロセッサおよびユーザートークンを初期化するのに使用する1-Wire PCシリアルポートアダプタ DS9097U-S09
  1 監視用に評価ボードをPCシリアルポートに接続するためのDB9シリアルケーブル DB9 serial cable
  1 LCDディスプレイおよび音声フィードバックを備えたeCashの評価ボード Eval board


要件

DSECASHキットを使い始める前に必要なセットアップ:
  • eCashの評価ボード用の外部電源が必要です。
    電源要件:AC/DC、9V~20V、200mA (min)
    候補モデル:
    • Newark Electronicsストック番号84F2081
    • Allied Electronicsストック番号928-9895
  • 初期化および監視のソフトウェアの入手にインターネット接続が必要です。
使い始めるには

eCashの評価キットの第一の目的は、他のマキシムのアプリケーションノート(以下表のWhite Paper 1を参照)に書かれているファイルおよびセキュリティ基準を使って、100ms以下で完全品質の、SHA-1認証による金額の引落としを示すことでSHA-1 iButtonを検証することです。対象アプリケーションには、自動販売機、駐車メーター、料金所、公衆電話、公共交通機関、ゲーム、その他セキュアな支払いやユーザー認証が必要とされるアプリケーションがあります。以下のiButtonおよび1-Wireのアプリケーションノートでは、SHA-1のトピックスについて述べられています。(ユーザーの方には、「白書8:1-Wire SHA-1の概要」から読み始めることをおすすめします。)



以下の「クイックスタート」の項に進む前に、ユーザーは以下手続きを行ってください。
  • 上記に列挙したアプリケーションノートのいくつかを読みます。
  • eCashの評価キットのソフトウェアダウンロードページからキットソフトウェアをインストールします。ソフトウェアは2つのJava™ Web Startプログラムと通常のキットダウンロードから成ります。キットダウンロードには、ファームウェア(C言語)、ファームウェアローダ(C言語)、RXTX (プログラムが使うシリアルポートライブラリ)へのソースコード、iButtonをSHA-1コプロセッサまたはユーザートークンとして初期化するのに使用するeCashEval初期化プログラムのソース、およびデモボードをモニタリングするために使用するeCashMonitorプログラムが含まれます。
クイックスタート
  1. 1-WireアダプタDS9097Uを空いているPCシリアルポートに差し込む。青色ドットレセプタをアダプタに差し込む。
  2. 適切なソフトウェアのダウンロードページからキットのソフトウェアをインストール。特に、ダウンロードページに書いてある2つのJava™ Web Startプログラムの1つを、またiButtonをSHA-1コプロセッサまたはユーザートークンとして初期化するのに使うeCashInitプログラムを起動/インストールする。
  3. eCashInitプログラムでDS1963Sをコプロセッサとして初期化。iButton eCashの初期化のウェブページをご参照ください。
  4. 上記ステップ2で選択したユーザートークンを初期化。
  5. コプロセッサをeCashボードのiButtonクリップに入れる。
  6. 青色ドットをeCashボードに差し込む。
  7. eCashボードを起動。
  8. 起動デフォルトとしてeCashボードは完全自動引き落としを実行。
  9. ユーザーiButtonの引き落としを行い、LCDで結果を見る。完全なハードウェアセットアップは以下でご覧になれます。
ハードウェアセットアップの成功例

Sha-1 iButton debit with DSECAHSK demo board


iButton eCashの実験

6つの実験が以下にリストされています。各実験は前の実験の知識に基づきます。

実験1:

   上記「クイックスタート」を見る。

実験2:
  1. PCからDS9097Uを取り除く。
  2. PCからeCashボードにストレートスルーのシリアルケーブルを差し込む。
  3. eCashMonitorプログラムを実行。
  4. eCashボードの異なる動作モードを変更および観察。
  5. eCashボードの様々なモードを使ってiButtonを引き落とし。ステータスをモニタリング。
実験3:
  1. オプションとして、DS1963Sのユーザートークンの1つを再利用して、両タイプのコプロセッサを作る。両コプロセッサをeCashボードに留めて両ユーザートークンのタイプに対応させる。
  2. 両シングルDS1963SおよびDS1961SをeCashボードで引き落とし、LCDで結果を見る。
実験4:

  1. オプションとして、RS-232ポートまたは開発コネクタを使って、その他のホスト/マイクロに接続して、eCashシリアルプロトコルを実行。
実験5:

  1. ファームウェアローダジャンパを加えて、eCashの評価ボードで開発を行う。
実験6:

  1. ファームウェア設計とソースコードを使って、eCash機能を異なるボードに統合。

テクニカルサポートのリソース

開発者向けに多くのテクニカルサポートのリソースをご利用いただけます。マキシムは、データシートに加え、数多くのアプリケーションノートおよびソフトウェア開発ツールを提供してます。

FAQ

iButton製品のデータシート

1-Wire製品のデータシート

アプリケーションノートおよび白書

ソフトウェア開発ツールおよびSDK

オンラインによるサポートリクエストシステム
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