MAX1205は、最大変換レート1Mspsの14ビットモノリシックA/Dコンバータ(ADC)です。CMOSプロセスで製造されたこの集積回路は、ディジタルエラー補正付きの完全差動パイプライン構造と、コンデンサおよびゲインのミスマッチを補正してフルサンプルレートで14ビットの直線性を保証する短時間のセルフキャリブレーション機能を備えています。内蔵トラック/ホールド(T/H)により、ナイキスト周波数までの優れた動的性能を維持します。MAX1205は+5V単一電源で動作します。
完全差動入力により、±VREFの入力スイングが可能になっています。リファレンスも差動で、正リファレンス(RFPF)は通常+4.096Vに、負リファレンス(RFNF)はアナロググランドに接続されています。リファレンスピンのチップ上の抵抗とリファレンストレースの有限な内部および外部抵抗に起因する抵抗分圧作用を補償するために、検出ピン(RFPS、RFNS)が追加されています。2つのオペアンプを使ったシングルエンド入力も可能です。
電力消費は+5V、サンプリングレート1Mspsにおいて257mW (typ)です。本製品はCMOSコンパチブルの14ビットパラレル、2の補数形式のデータフォーマットを採用しています。MAX1201は、サンプリングレート2.2MspsでMAX1205とピンコンパチブルのアップグレード製品となっています。
MAX1205はMQFPパッケージで提供されています。温度範囲は民生用(0℃~+70℃)および拡張工業用(-40℃~+85℃)のものが用意されています。
|