MAX1180は3.3V、デュアル10ビット、アナログ-ディジタルコンバータ(ADC)で、完全差動広帯域トラック/ホールド(T/H)入力機能を備え、2個のパイプライン化9段ADCをドライブします。このMAX1180は、画像、計測、およびディジタル通信アプリケーションにおいて低消費電力、高ダイナミック性能を発揮するように最適化されています。MAX1180は2.7V~3.6Vの単一電源で動作し、消費電力はわずか413mWですが、入力周波数20MHzとサンプリングレート105Mspsにおいて58.5dB (typ)の信号対ノイズ比(SN比)を実現しています。T/H入力段には、400MHz (-3dB)の入力アンプを内蔵しています。また、このコンバータは、シングルエンド入力でも動作します。低動作消費電力に加えて、MAX1180は、アイドル期間時に節電するために、2.8mAスリープモードと1µAパワーダウンモード機能を備えています。
また、内部2.048V高精度バンドギャップリファレンスにより、ADCのフルスケール範囲が設定されます。リファレンス構成がフレキシブルなので、高精度または異なる入力電圧範囲を必要とするアプリケーションに対して、必要に応じて内部または外部リファレンスのいずれかを使用できます。また、MAX1180では、パラレル、CMOSコンパチブルのスリーステート出力を備えています。ディジタル出力フォーマットは、単一制御ピンにより2の補数またはストレートオフセットバイナリに設定されます。さらに、このデバイスは1.7V~3.6Vの別個の出力電源を備え、フレキシブルなインタフェースを実現しています。MAX1180は7mm x 7mm、48ピンTQFPパッケージで提供され、工業用拡張温度範囲(-40℃~+85℃)が保証されています。
また、MAX1180のピンコンパチブル高速/低速バージョンも用意しています。80Mspsバージョンに関してはMAX1181データシート、65Mspsバージョンに関してはMAX1182データシート、40Mspsバージョンに関してはMAX1183データシート、そして20Mspsバージョンに関してはMAX1184データシートを参照してください。以上の速度バージョンのほかに、このファミリには、ディジタルデータを単一パラレル10ビット出力ポートに時間インタリーブ方式で渡す20Mspsマルチプレクス出力バージョン(MAX1185)も提供されています。
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