業界初のHD規格準拠ビデオフィルタアンプ
カリフォルニア州サニーベール ― 2005年12月6日 ― マキシム・インテグレーテッド・プロダクツ(NASDAQ: MXIM)は、ビデオフィルタおよびアンプの新製品として、業界初のHD規格準拠ビデオフィルタアンプMAX9500/MAX9501を発表しました。これらの製品は、74.25MHzでサンプルされるすべてのHD信号に要求される、44.25MHzで40dB以上の減衰を備えており、唯一のHD規格準拠フィルタアンプとなります。MAX9500/MAX9501はHDビデオ信号のフィルタおよびバッファに最適で、セットトップボックス、DVDレコーダ、DVDプレーヤ、および衛星/ケーブル受信器のHDビデオ出力の再生フィルタとして使用することができます。これらのデバイスは、また、高解像度テレビ(HDTV)のアナログ入力用アンチエイリアシングフィルタとしても使用可能です。
独自のフィルタアンプ能力
HDフィルタアンプMAX9500/MAX9501は、3つの重要な利点があります。
- 44.25MHzからの望ましくないエイリアスを減衰
- 1系統の出力から2系統の負荷を駆動
- 単一電源およびデュアル電源の両方のバージョンで提供
1.44.25MHzからの望ましくないエイリアスを減衰
セットトップボックス、DVDプレーヤ、およびAVレシーバのほとんどのMPEGデコーダは、HDビデオを74.25MHzで再生します。しかしながら、HDビデオ信号は30MHzの帯域幅であるため、44.25MHzから大きなエイリアスが生じます。よって、最大30MHzまでのベースバンドビデオを通過しながらも44.25MHzからのエイリアスを十分に減衰するフィルタが必要となります。既存のHDフィルタはこの必要とされる30MHzを供給することができず、その代わりに44.25MHzでわずか15dBの減衰しか提供することができないため(図1参照)、好ましくないエイリアスがビデオ品質を低下させます。
MAX9500/MAX9501は、44.25MHzで30MHzの通過帯域と50dBの減衰を提供し、エイリアスを完全に抑制して最適ビデオ品質を実現します。
2.1系統の出力から2系統の負荷を駆動
MAX9500/MAX9501は、2セットのHDコンポーネント(Y/Pr/Pb)出力を持つセットトップボックス向けに2つの負荷を同時に駆動することができます。通常のICは、1系統の出力しか駆動しないため、たとえばTVとレコーダなど、2系統の出力を持つユーザは2系統のドライバを買うことを余儀なくされます。MAX9500/MAX9501は性能を劣化させることなく同一のドライバで両方の負荷の駆動を可能にします。この能力によって、追加のドライバ回路のコストとスペースの両方が節約されます。
3.単一電源およびデュアル電源の両方のバージョンで提供
MAX9500は、システムに負の電源がないユーザ向けに、+5Vの単一電源から動作します。このようなユーザは、正のDCバイアスと共に、出力をAC結合もしくはDC結合とすることが可能で、非常にシンプルなソリューションを実現することができます。
MAX9501は、±5Vのデュアル電源から動作します。これは、システムに正/負の電源を既に備えており、出力をAC結合することを望まないユーザに最適です。ほとんどの競合他社は単一電源アンプしか持っておらず、ユーザは大型の出力コンデンサを使用して信号をグランド付近にシフトしなくてはなりません。この大型の結合コンデンサは高価であるばかりでなく、ビデオ品質を悪化させる可能性があります。MAX9501は±5Vから動作するため、ビデオ信号を、容量結合することなくグランド付近にシフト可能です。
MAX9500/MAX9501は、小型、5mm x 6mmの16ピンQSOPパッケージおよび16ピンSOPパッケージで提供されます。鉛フリーパッケージも提供されています。参考価格は$1.05 (1,000個以上、FOB USA)となっています。
| 品名 |
チャネル数 |
電源電圧(V) |
30MHz平坦性(dB) |
44.25MHzでの減衰(dB) |
74.25MHzでの減衰(dB) |
パッケージ |
| MAX9500 |
3 |
+5 |
±1.5 |
50 |
40 |
16ピンSOP/QSOP |
| MAX9501 |
±5 |
Maxim Integrated Productsは、実世界の信号処理を必要とするアプリケーション向けの高品質アナログおよびミックスドシグナル製品の主要な国際的サプライヤです。
MAX9500/1に関する詳細については、以下を参照してください。
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