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12ビット、2.3GspsのマルチナイキストDACが、最低の電力と最少のスペース、RFで業界最良のSFDRを提供

 
 

カリフォルニア州サニーベール — 2006年8月21日 — マキシム・インテグレーテッド・プロダクツ(NASDAQ:MXIM)は、複数のナイキスト領域で高周波および広帯域信号を直接合成することができる高速DACに新しい業界標準を確立する12ビット、2.3Gspsのディジタル-アナログコンバータ(DAC)のMAX19692を発表しました。

MAX19692は、DCから2GHzを超える周波数範囲で最大1GHzの帯域幅の信号を直接合成します。この製品は、68dBc @ fOUT = 1,200MHzのスプリアスフリーダイナミックレンジ(SFDR)など優れたダイナミック性能を提供します(3次ナイキストで動作)。この性能は、同レベルの高い出力周波数で動作する競合製品よりもSFDRにおいて14dB優れています。「マキシムは、データコンバータ技術において最先端のものを持っていることを足がかりとして、更新レート、ダイナミック性能、およびマルチナイキスト能力の点で最新技術を前進させる新しい高速DACアーキテクチャを開発しました。これらの性能の向上とともに、消費電力の大幅な削減も達成されました」と、マキシムのHigh Speed Signal ProcessingビジネスユニットのマネージングディレクタTed Tewksburyは説明します。

MAX19692の概要

3.3Vおよび1.8V電源から動作するMAX19692は、4:1マルチプレックスLVDS入力および12ビットコンバータコアを備えた電流ステアリングDACです。DACの周波数応答は、高次の3つの各ナイキスト領域で信号合成を最適化するように設定可能です(図1を参照)。その結果、1次ナイキスト領域に最適化された従来のDACアーキテクチャと比較して、このデバイスは2次および3次ナイキストのSNRが高く、利得平坦性が改善されています。

マキシムの高速DACを担当するビジネスマネージャのTim Churchは、「このデバイスは、高次ナイキスト領域のダイナミック性能および広帯域能力を高めるだけでなく、それを3分の1の電力で達成します」と説明しています。MAX19692の消費電力は、1.5Gspsの更新レートで、類似の競合製品より67%低い950mWです。この製品は-40℃~+85℃の工業温度範囲での動作が保証されており、類似の競合製品の3分の2以下となる省スペース11mm x 11mmの169ピンCSBGAパッケージで提供されます。「このレベルの性能、直接高周波合成能力、低消費電力、および小型サイズは、業界では先例がありません」とTewksburyは付け加えています。

MAX19692の優れた性能によって、この製品は高性能広帯域通信アプリケーションに最適となります。例として、レーダ波形と局部発振器(LO)信号合成、広帯域RF信号の直接ディジタル生成、超高速データレートワイヤレスモデム、直接ディジタル合成、自動試験装置、および不定波形生成器などがあります。

ハイエンドデータコンバータに対する今日の性能課題

現在の最も要求が厳しい装置やシステムの設計者および製造業者は、より高い性能と機能を次世代の製品に加えなければならないという課題にたえず直面しています。システムの主信号経路にあるデータコンバータは、実世界への重要なリンクを提供し、全体の性能を支配しています。高速データコンバータに対する次世代の要求は、より高速な更新レート、より高いダイナミック性能、および直接高周波合成能力のすべてをより少ない消費電力、かつ小型サイズで、というものになっています。

MAX19692の設計上の利点

MAX19692は、更新レート、SFDR、直接合成、およびマルチナイキスト性能の業界最高の組合せを提供します。これによって、システムエンジニアはDCから2GHz以上の周波数範囲の広帯域信号を直接合成する高性能な機器および通信トランスミッタを設計することができます(図2を参照)。2.3Gspsの更新レートによって、帯域幅が最大1GHzの信号生成が可能となります。68dBcのSFDR性能およびGspsレベルの更新レートは、特定の信号帯域のアンチエイリアシングイメージフィルタの要件を緩和し、それによってシステムのコストを削減し、複雑な設計を簡素化します。2次および3次ナイキストの信号を直接合成する能力によって、アップコンバージョン段は不要となり、設計者はさらにシステムのコスト、電力、基板スペースを削減し、設計をさらに簡素化することができます(図3を参照)。これらの長所はすべて全体のシステム性能を犠牲にすることなく実現されます。MAX19692の2.3Gspsの更新レートとマルチナイキスト能力の組み合わせによって、従来のデータコンバータでは実現することができなかった新しいアーキテクチャが可能となります。

広い範囲の身近なアプリケーションに応用が可能

DACのMAX19692は、マキシムが最近発表した、100MHzの入力周波数で最大250Mspsのサンプルレートを実現し、66.7dBのSNR、および84.7dBcのSFDRを提供する12ビットADCのMAX1215Nの仲間に加わることになります。新しいMAX19692が加わることによって、マキシムは125以上の高速ADCおよびDAC製品を提供することになり、それらは大半の機器セグメントおよびアプリケーションに合わせて最適化されています。

MAX19692は量産中です。設計時間を短縮するための評価キットが入手可能です。EVキットをご希望の際はお問い合わせください。詳しい情報は、http://japan.maxim-ic.com/MAX19692infoをご覧ください。

マキシム・インテグレーテッド・プロダクツは実世界の信号処理を必要とするアプリケーション用の高品質アナログおよびミックスドシグナル製品の世界のリーダーとなるサプライヤです。詳しい情報はマキシム・ジャパン株式会社(http://japan.maxim-ic.com)までお問い合わせください。

図1


図2


図3


お問合せ先
マキシム・ジャパン株式会社
〒169-0051 東京都新宿区西早稲田3-30-16
マーケティングコミュニケーション infoj@maxim-ic.com
プレス問合せ先:
マキシム・ジャパン株式会社: 0120-231-690
詳細情報: MAX19692
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