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データ保存に不揮発性フォルトレジスタを使用し、システム不良の原因特定を支援する12/8チャネル電圧シーケンサ/モニタ/マージニング回路IC


12/8チャネル、EEPROM設定可能な、電圧シーケンサ/モニタ/マージニング回路
12/8チャネル、EEPROM設定可能な、電圧シーケンサ/モニタ/マージニング回路

編集者の方へ:
  • MAX16046~MAX16049は、電圧シーケンシング、モニタリング、およびマージニングが可能な高集積、12/8チャネルのEEPROM設定可能なICです。
  • 独自のフォルトレジスタは、不揮発性EEPROMメモリを使用して、重大なフォルトが発生すると直ちにシステム電圧および障害情報を保存します。ユーザは、不良となったチャネルおよび基板の不良原因を特定し、危険なシステムが市場に流れる前に問題を解決することができるようになりました。
  • これらのデバイスは最大12の電源をシーケンス、逆シーケンス、および同時にマージンすることができる、業界でも類のない集積度を実現しています。
  • MAX16046~MAX16049の主なアプリケーションは、システム内に多くの電圧レイルが存在するストレージ、テレコム、またはネットワーキング機器などの高信頼性システムです。

カリフォルニア州サニーベール—2008年1月29日—マキシム・インテグレーテッド・プロダクツ(Pink Sheets:MXIM)は、12/8チャネル、EEPROM設定が可能な電圧シーケンサ、モニタ、マージニング回路のMAX16046~MAX16049*を発表しました。これらのデバイスは、独自の不揮発性フォルトレジスタを使用して、重大なシステム不良時にシステム電圧およびフォルト情報を保存します。不揮発性メモリに重大なシステムデータを保存することによって、試験デバッグまたは不良解析時に、ユーザは不良電圧レイルおよび基板不良の原因を特定することができます。これらのデバイスは、最大12 (MAX16046/MAX16047)、または8の電源(MAX16048*/MAX16049)をシーケンス、逆シーケンス、モニタ、およびマージニングします。この集積度は業界でも他に類を見ません。MAX16046~MAX16049の主なアプリケーションは、システム内に多くの電圧レイルが存在するストレージ、テレコム、またはネットワーキング機器などの高信頼性システムです。

高価で複雑な従来のシステム監視システム

これまで、アプリケーションが複雑になるほど、より複雑な監視システムが要求されてきました。ユーザは、通常オンボードのシステム状態を監視するためにいくつかのディスクリートデバイスを使用していました。これらのデバイスは数が多く、ボード上の各所に配置され、貴重な基板スペースを消費していました。タイムアウト遅延およびプログラミングには追加でハードウェアが必要となっていました。これらすべてはコストを上げ、開発時間が長くなります。

MAX16046~MAX16049はシステム監視機能を大幅に簡素化します。高性能なADCによってディスクリートのコンパレータが不要となります。精度1%の内蔵ADCは各入力電圧を測定し、その結果を上限、下限、および選択可能な上/下限スレッショルド値と比較します。この高精度および高速性が応答時間を速め、ユーザの利点につながります。12チャネルのシステムで2つの不足電圧および1つの過電圧スレッショルドを監視するには、ユーザは通常36の外付けコンパレータが必要でした。MAX16046~MAX16049の高集積化によって、基板スペースがより節約され、さらにコストが削減されます。

初期不良を特定し、製造コストの削減に貢献

システム電圧のマージニングは、高信頼性システムの効果的なストレス試験の手段となります。この機能は、市場不良が許されないアプリケーションで特に重要です。メーカーは製造プロセスにおいて初期不良が特定可能で、顧客への混乱を招くこともなく、コストのかかる返品も回避することができます。

MAX16046/MAX16048デバイスの12/8 DAC出力は、I²Cまたはロジック入力制御で、開発段階、認定段階、および量産試験において電源電圧マージニングの実行が容易になります。DAC出力はフィードバックノードまたは電源のトリム入力に接続されています。マージニングの計算機がコンフィギュレーションGUIプログラムに内蔵されており、抵抗およびDAC値の計算が可能となります。

パワーアップおよびパワーダウンの簡素化

非常に複雑なシステムコントローラには、正確な立上りと立下りの電圧のシーケンシングが必要です。過去には、基板レイアウトは固定で、これらのレイアウトには時間を要し、変更はきわめて高価でした。また、同じトポロジを用いて電源のシーケンスと逆シーケンスの両方を行うのは、不可能ではないものの、困難であることで知られていました。MAX16046~MAX16049はどのような順番でもダイナミックにシーケンスおよび逆シーケンスが可能となるため、ユーザはこれらの新しいデバイスでこれらの問題を回避することができます。

また、MAX16046~MAX16049は、閉ループシステムで最大4つのシステム電圧のトラッキングに使用可能なチャージポンプおよび電圧ランプ発生器を内蔵しています。これらのデバイスは、直列のパスnMOSFETのゲートを、制御されたランプレートでチャージしてシステム電圧を立ち上げ、すべてのトラッキングは250mV以内です。ミックスドモード(シーケンシング/トラッキング)のシステムの電源の立上りおよび立下り制御が可能となり、ユーザの利点となります。

アプリケーションの選択肢を広げる複数の通信インタフェース

内蔵のEEPROMはチップの設定を保存します。設定は電源が起動時に動作中のレジスタにコピーされます。また、デバイスはI²C/SMBus™対応またはJTAG標準インタフェースを介してオンザフライ設定が可能です。EEPROMはJTAGおよびI²Cインタフェースの両方において回路内でプログラム可能です。

小型アーキテクチャ向けの設計

MAX16046~MAX16049には、他にも望ましい特長として多目的GPIOがあります。これらのGPIOは、専用のフォルト出力、ウォッチドッグ入力または出力、マニュアルリセット、またはマージン制御入力としてEEPROM設定が可能です。柔軟性のあるこれらのGPIOはピン数を節約し、基板スペースを削減するもう1つの手段となります。

MAX16046~MAX16049の動作電圧範囲は3V~14Vと広く、12Vの中間バスで直接駆動可能なため、必要な外付け部品点数が少なくなります。

MAX16046~MAX16049は、-40℃~+85℃の拡張温度範囲での動作が保証されています。サンプルはすでに提供されています。これらのデバイスは小型、8mm x 8mmの56ピンTQFNパッケージで提供されています。詳しくはhttp://japan.maxim-ic.com/MAX16046-49をご覧ください。

20億ドル企業のマキシム・インテグレーテッド・プロダクツは、アナログおよびミックスドシグナルアプリケーションに向けたICを設計製造しています。27製品ラインを擁するマキシムの広範なポートフォリオは業界最大級であり、品種数も5400を超えています。

*開発中の製品。入手性についてはお問い合わせください。


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