消費電力を自動調整し、システム全体の消費電力の削減を助ける、ビデオ負荷検出付き、1.8Vビデオアンプ
編集者の方へ:
- ビデオアンプのMAX9516は、ビデオ出力負荷の状態の変化をインテリジェントに検出し、報告する負荷検出機能を内蔵しています。
- MAX9516は、ビデオ出力負荷の状態に基づいて、自動で動作モードを変化させ、電力消費を調整します。
- ユーザはMAX9516の負荷状態報告フラグを使用し、ビデオ回路内の大きな電力を必要とする他の部品(例:ビデオエンコーダ)をオン/オフすることができます。
- MAX9516は、マキシムのユニークな1.8Vディジタルビデオアンプ技術を活かして、競合他社の既存のソリューションに比べ平均消費電力を75%削減します。ユーザはアナログ電源を取り除き、スペースとコストを節約可能な場合もあります。
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カリフォルニア州サニーベール—2008年1月31日—マキシム・インテグレーテッド・プロダクツ(Pink Sheets:MXIM)は、ビデオ負荷の存在を検出および報告し、負荷がない場合には消費電力を減少させるビデオアンプのMAX9516を発表しました。MAX9516は、マキシムの最新の1.8Vの技術を使用しており、他のソリューションに比べ75%消費電力を削減します。
MAX9516は、マキシムのDirectDrive™技術を活用し、クリーンな内部負電源を生成します。内部の負電源と外部の1.8Vの正電源を組み合わせることによって、このデバイスは2VP-Pのビデオ信号で150Ωの負荷を駆動します。3.3Vで動作する標準的な競合のビデオフィルタアンプの平均消費電力は最低46mWですが、MAX9516は、1.8Vの単一電源で動作し、自己消費電力はわずか6mW、平均消費電力は12mWです(比較表を参照してください)。 1.8Vのディジタル電源を使用すると、ユーザはアナログ電源を排除可能で、大きな付加価値を提供し、設計を大幅に簡素化します。MAX9516は、2mm x 2mmのµDFNパッケージで提供され、ディジタルスチルカメラ(DSC)、ディジタルカムコーダ(DVC)、および携帯電話などのポータブルアプリケーションに最適です。
標準的なビデオアンプではビデオ負荷検出は不可能
従来、ビデオアンプにはビデオ負荷検出がありませんでした。このため、ユーザはビデオ負荷の存在検出に外部回路または専用ビデオコネクタを追加する必要がありました。これらの方法には、大きな欠点があります。これらの方法では、デバイスにケーブルが接続されていることが検出されるのみで、ケーブルの反対側に実際にビデオ負荷が存在するかは判断できません。専用コネクタは必要となる基板スペースが大きくなり、より高コストとなります。このようなコネクタは、入手性が限られる場合もあります。
MAX9516によるビデオ負荷検出
MAX9516は、この問題に対して高集積ソリューションを提供します。MAX9516は小型ですが、負荷検出および報告機能を内蔵し、75Ωのビデオ負荷を検出します。負荷が不在の場合、MAX9516は、自動的に31µWの低消費電力状態になります。さらに、MAX9516は、負荷変化の状態をLOADフラグで報告し、ビデオエンコーダやその他の部品に接続して電源オン/オフをトリガすることができます。
ビデオDACの消費電力の削減
MAX9516をビデオDACと併用した場合、ビデオDACの消費電力の削減が可能です。MAX9516の入力はハイインピーダンスであるため、ビデオDACの出力抵抗は、公称37.5Ωから150Ωと、少なくとも4倍に増加可能です。さらに、ビデオDACの出力電流は、4分の1に削減可能です。これは、標準的なフルスケール入力レベルが1VP-Pであるのに対し、MAX9516のフルスケールの入力レベルは0.25VP-Pであるためです。これら両方の変更によって、出力電流は16分の1に削減可能です。
電力を最大限に節約するために、ビデオDACの電源電圧は、3.3Vから1.8Vに減少させることができます。MAX9516は、0.25VP-Pのビデオ信号を受け入れ、DAC出力段に十分なヘッドルームを残すため、この回路変更が可能となります。出力電流と電源電圧の減少によって、DACの消費電力は大幅に削減されます。
1.8Vのディジタル電源動作に向けた設計
MAX9516の高PSRRの仕様(100kHzで49dB)は、ディジタル電源からのノイズ除去を目的としています。ユーザは1.8Vのディジタル電源を使用し、これらのアナログビデオアンプに電源供給可能で、場合によってはアナログ電源が不要となり、スペースとコストを節約することができます。
DirectDrive技術の追加の利点
従来、ビデオブラックレベルをグランド付近に設定するにはコンデンサが必要でした。DirectDrive技術は、チャージポンプおよびリニアレギュレータを内蔵しており、クリーンな負電源を生成してシンクをグランド以下で駆動します。DirectDriveのアプローチによって、大型(で時に高価な)出力カップリングコンデンサが不要となり、ビデオブラックレベルをグランド付近に設定します。DirectDrive技術は、MAX9516が基板スペースとコストをさらに節約するもう1つの要因になります。
トランスペアレントな入力同期信号クランプが柔軟性を提供
MAX9516は、設計の柔軟性を高めるために、DC結合入力に対応しており、ビデオDACの出力に直接接続可能です。このデバイスは、トランスペアレントな入力同期信号クランプも備えており、異なるDCバイアスでの入力信号のAC結合が可能となります。
MAX9516の主な特長のまとめ
- 1.8Vまたは2.5Vの単一電源動作
- 低消費電力(6mWの自己消費電力、12mWの平均電力)
- ビデオ負荷検出
- 8MHzの通過帯域を備えたビデオ再生フィルタ
- DirectDrive技術がビデオ出力ブラックレベルをグランド付近に設定
- DC結合入力/出力
- トランスペアレントな同期信号クランプ
MAX9516は、追加の動作保護を提供するため、-40℃~+125℃の自動車用温度範囲での動作が保証されています。MAX9516の参考価格は$0.55 (1,000個以上、FOB USA)となっており、10ピンµDFNパッケージで提供されます。サンプルおよび評価(EV)キットも提供されています。詳細はhttp://japan.maxim-ic.com/PRGraphics/images//MAX9516_table_jp.gifをご覧ください。
20億ドル企業のマキシム・インテグレーテッド・プロダクツは、アナログおよびミックスドシグナルアプリケーションに向けたICを設計製造しています。27製品ラインを擁するマキシムの広範なポートフォリオは業界最大級であり、品種数も5400を超えています。
比較表 http://japan.maxim-ic.com/PRGraphics/images//MAX9516_table_jp.gif
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〒169-0051 東京都新宿区西早稲田3-30-16
マキシム・ジャパン株式会社
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