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ポータブル機器のバッテリ寿命を大幅に延長する、16ビットMAXQ®マイクロコントローラ

  低消費電力と広い動作範囲でバッテリ寿命を延長する16ビットマイコン
低消費電力と広い動作範囲でバッテリ寿命を延長する16ビットマイコン
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編集者の方へ:
  • MAXQ610は、低電力電子機器向けの16ビットマイクロコントローラです。
  • このデバイスはバッテリ寿命を大幅に改善し、動作時間を最大で数ヶ月間延長することができます。
  • MAXQ610は1.7V~3.6Vの拡張電圧範囲で動作し、デバイスは従来のマイクロコントローラよりも15%多くバッテリ容量を使用することができます。
  • この製品は、省電力ストップモードを使用することによって、消費電流は業界最小クラスの200nA (typ)で、バッテリ寿命をさらに延長します。
  • MAXQ610は、センサ、赤外線リモートコントロール、メータ、およびデータロガーなどの低電力アプリケーションに最適です。
カリフォルニア州サニーベール—2009年2月4日—マキシム・インテグレーテッド・プロダクツ(NASDAQ:MXIM)は、16ビットマイクロコントローラのMAXQ610を発表しました。このデバイスは、低電力アプリケーションのバッテリ寿命を延長するために設計されており、1.7V~3.6Vの電圧範囲で動作します。バッテリの電圧はバッテリ寿命と共に低下するため、この広い動作電圧範囲によって、競合ソリューションと比較すると、アプリケーションが使用可能なバッテリ容量は最大15%大きくなります。またさらにバッテリ寿命を延長するために、MAXQ610の消費電流はストップモードで200nA (typ)と極めて低く、アクティブ動作時には3.75mA (typ)で最大12 MIPSを供給します。このデバイスはこれらの特長により数ヶ月間バッテリ寿命を延長することができます。

MAXQ610は低電力アプリケーションの設計を簡素化する、高集積、低コストソリューションです。このマイクロコントローラは、2つのUSART、SPI™のマスタ/スレーブ通信ポート、デュアル16ビットタイマー、8kHzのウェイクアップタイマー、および電気機械または容量式タッチキーパッドマトリックスをサポート可能な最大38の汎用I/Oピンを備えています。また、MAXQ610はセキュアなメモリ管理ユニット(MMU)を提供し、デバイスのクローン作成および慎重に扱わなければならないアプリケーションコードへの不正アクセスを防止します。

MAXQ610は、センサ、ユニバーサルリモートコントロール、メータ、およびデータロガーなどのバッテリ駆動機器に最適です。

バッテリがもたらす環境への影響

米国では、毎年およそ40億個のバッテリが販売されています。これらのバッテリの多くは埋立地に廃棄されるごみとなり、そこで土や地下水に有毒な重金属類が漏れ出し、焼却された場合は空気や焼却炉の灰に有毒性物質を放出することになります。実際に、乾電池は都市固形廃棄物の流れにおける全水銀のほぼ88%、カドミニウムの50%を占めています。バッテリに通常含まれる他の有毒成分には、亜鉛、鉛、ニッケル、アルカリ、マンガン、および銀などがあります。

今日廃棄されているいわゆる「死んだ」バッテリの多くには、実はかなりの容量が残っており、嘆かわしいことです。問題は、ほとんどのマイクロコントローラが、バッテリの残容量をフルに使い切るだけの低電圧動作をしないことにあります。

低電力電子機器のバッテリ容量の活用方法を改善

バッテリ駆動機器のメーカーでは、バッテリからミリワット単位で電源を得ることができる低電力マイクロコントローラを利用することによって、製品が環境に与える影響を軽減することができます。

バッテリ駆動システムは、極めて広い電圧範囲で動作し、最小動作電圧の異なる、各種バッテリ技術をサポートする必要があります。たとえば、単三電池は1セルでおよそ0.8V、2セルでは1.6Vが終止電圧となります。しかし、今日の市場の8および16ビットのマイクロコントローラの大半は、2.0Vまでしか動作せず、バッテリ容量の最大20%を使用していないことになります。

MAXQ610は最低1.7Vまで動作することによってこの問題を解消し、デバイスはバッテリ容量の95%を利用することができます。このデバイスは、従来のソリューションに比べて最大15%バッテリ寿命を効率良く増加させることになり、多くのアプリケーションで数ヶ月間動作を延長します。

バッテリ寿命をさらに延長する低電力、ストップモードのオプション

MAXQ610は、バッテリ容量の活用を改善する他に、バッテリ寿命をさらに延長する、優れたパワーセーブモードを提供します。

多くの低電力アプリケーションでは、必要な機能を実行するために周期的にウェイクアップするだけのストップモードで大半の時間を費やしています。たとえば、血糖値計は、ユーザが測定するのは1日に数回で、1回の測定の所要時間は1分以内になるとします。このような場合、デバイスは1日の98%もの時間がストップモード状態にあります。動作時に5mA、ストップモードで1µAを消費する競合のマイクロコントローラは、(2% x 5mA) + (98% x 1µA) = 101µAの平均消費電流となります。101µAでは、全体で1000mAhを定格とする2本の単三電池の寿命は、およそ1.1年となります。一方、MAXQ610はアクティブ状態で3.75mA、ストップモードで200nAの消費となり、バッテリ寿命をおよそ1.5年まで効率よく延長することができます。

MAXQ610のストップモードのオプションは、ストップモード時に低電力レギュレータに切り替え、パワーフェイルモニタをオフにし、外部入力から、または内蔵の超電力で設定可能な8kHzタイマーからウェークアップイベントを生成する柔軟性を設計者に提供します。ストップモードが終わると、パワーフェイルモニタはマイクロコントローラによるコード実行の前に、システムの電源が安定化していることを確認します。システムの電源が最小動作電圧以下(1.7V以下)の時は、MAXQ610は電圧が1.7V以上に復帰するまでパワーチェックモードに入ります。

無類の性能/電力比を実現するMAXQ RISCコア

MAXQ610の心臓部は、高性能MAXQ RISCコアとなっています。この独自のアーキテクチャは、業界最高のMIPS/mA定格を提供し、これによって設計者は極めて低い電力で競合のマイクロコントローラと同等の性能を達成することができます。

MAXQコアは、ユーザコードを実行するためのクロックサイクルを最大限に活用することによって、最適の性能/電力比を提供します。競合のアーキテクチャとは異なり、MAXQコアでは、ほぼすべての命令を1回のクロックサイクルで実行します。この能力は、命令実行効率を向上させ、設計者はクロック周波数を低くすることができます。クロックを必要とする回路のみにクロックを供給することによって、このアーキテクチャは消費電力だけでなく、ノイズの影響を受けやすいアナログ回路への影響を最小限に抑えます。

セキュアMMUがIPを保護し、デバイスのクローンを防止

これらの消費電力および性能面の向上は、産業機器および民生機器に競争力を提供しますが、この利点を維持するためにはアプリケーションのIPを保護することが必須となります。

MAXQ610は、複数のセキュリティレベルを提供し、開発者のIP保護を支援します。MAXQ610は、ユーザ定義が可能なスクランブル鍵によって、アプリケーションコードを解読が困難なフォーマットで保存し、リバースエンジニアリングを困難にしています。さらに顧客に割り当てられる固有のアプリケーション鍵は、製造段階でMAXQ610に設定することができます。この鍵によって、顧客のアプリケーションコードは、MAXQ610のハードウェアを認証し、その認証が確認されない場合、コードは実行されません。

開発ツールが設計を加速

アプリケーション開発の時間を短縮するために、MAXQ610の評価(EV)キットが提供されています。このキットは、マイクロコントローラの評価プラットフォームおよび必要なすべてのソフトウェアの両方を提供し、マイクロコントローラ内蔵のブートローダとデバッグ機能をPC側のソフトウェアでシームレスに接続し、内蔵されている開発環境と通信します。アプリケーション開発のオプションには、無償のアセンブリプロジェクト開発環境(MAX-IDE)、Rowley CrossWorks IDE、およびMAXQ用IAR Embedded Workbench® (無償の製品評価用に利用日数限定またはコード制限版を提供中)があります。MAXQ610の内蔵JTAG準拠デバッグポートは、Cおよびアセンブリベースアプリケーションの両方のためのハードウェアベースの回路内デバッグおよびプログラミングサポートを提供します。

MAXQ610は、小型、40ピンTQFNパッケージで提供され、0℃~+70℃で動作します。参考価格は$1.22 (1万個以上、FOB USA)となっています。詳細情報については、japan.maxim-ic.com/Low-Power-Microをご覧ください。

マキシム・インテグレーテッド・プロダクツは、高性能半導体製品を設計、製造、および販売する株式公開企業です。当社は2008会計年度に20億ドルを超える売上げを計上しています。マキシムは顧客の製品に付加価値となる、革新的なアナログおよびミックスドシグナルのエンジニアリングソリューションの提供を使命として設立されて以来25年以上になります。今日まで、マキシムが開発した製品の数は5900以上に達し、産業機器、通信、民生、およびコンピューティングの各マーケットに製品を提供しています。詳細はjapan.maxim-ic.comをご覧ください。

お問合せ先
〒169-0051 東京都新宿区西早稲田3-30-16
マキシム・ジャパン株式会社
マーケティングコミュニケーション

プレス問合せ先:
マキシム・ジャパン株式会社: 0120-231-690
詳細情報: MAXQ610
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