ディジタルビデオを新規市場に送り出す、10ビット、4倍オーバーサンプリングビデオデコーダ
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クラス最高の性能を実現する、10ビット、4倍オーバーサンプリングビデオデコーダ
[高解像度の画像]
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カリフォルニア州サニーベール—2009年6月8日—マキシム・インテグレーテッド・プロダクツ(NASDAQ:MXIM)は、ディジタルビデオ信号経路向けソリューションのポートフォリオを拡大する、業界最低電力、10ビット、4倍オーバーサンプリングビデオデコーダのMAX9526を発表しました。このデバイスは、アナログビデオ信号のディジタル形式への変換時に非常に優れた画質を提供する、高性能54MHz、10ビットADCを中心として設計されています。選択可能な8/10ビットのビデオ出力は、Blu-ray Disc®などの高解像度コンテンツ(ITU-R BT.656 4:2:2)の作成に使用する精度と同一精度(8ビット)の画質を実現します。
この高性能ビデオデコーダは、ディジタルビデオを新しい市場へ送り出す目的で設計されています。この製品は、低コストのソリューションと同等の価格で提供されるため、コストのためにビデオ品質を犠牲にする必要が実質的になくなります。したがってMAX9526は、優れたビデオ品質とコストに対する配慮の両方が要求される、次世代のディジタルビデオアプリケーションを実現します。
このビデオデコーダは、クラス最高の性能と消費電力を業界最小の実装面積で実現しているため、CCTVセキュリティおよび監視、自動車用駐車支援カメラシステム、および民生用電子機器アプリケーションなど、低電力で、スペースに制限のあるアプリケーションに最適です。
ディジタルビデオの適用範囲を拡大
アナログ-ディジタル変換(ビデオデコーディング)は、アナログビデオ入力を受け、ディジタルビデオ処理を行うすべてのシステムのビデオ信号経路の第一歩です。ビデオデコーダは、このため、この先の後段での処理に使用するビデオ品質レベルを決定する上で非常に重要です。
しかしながら、これまで、コストに敏感なアプリケーションを設計する際には、ビデオ品質の劣る、安価な9ビット、2倍オーバーサンプリングデコーダを使用せざるを得ないことが多くありました。この性能とコストの兼ね合いが、業界と市場によっては、アナログシステムからディジタルビデオソリューションへの移行を妨げていました。
たとえば、ビデオセキュリティ市場では、大規模に導入を進めようとすると、何百台ものCCTVカメラが必要となり、後段のディジタル圧縮、記録、またはIPネットワーク経由のトランスポートのために、各カメラでアナログ-ディジタルビデオ変換が必要です。この規模での4倍オーバーサンプリングビデオデコーダの採用は非常に高いコストとなりますが、2倍のソリューションの使用は粗悪なビデオ画質によってセキュリティを犠牲にしかねません。
MAX9526は、低コストのデコーダに相当する価格で高い性能(10ビット、4倍オーバーサンプリング)を提供するため、この性能とコストの両立の問題がなくなります。
このビデオデコーダは、非常に鮮明なビデオ品質を実現するのみでなく、競合品の4倍オーバーサンプリングデバイスに比べて、消費電力が30%、スペースが最大50%削減されています。消費電力は、通常動作時ではわずか200mWで、シャットダウンモードでは100µWです。MAX9526は、すべての電源で1.8V動作が可能なクラス唯一のデバイスです。さらに、ディジタルI/Oの1.7V~3.45Vの電源電圧範囲によって、ビデオプロセッサとインタフェースする際に、外付けレベルシフタが不要となります。
低電力ソリューションが、USB/PoE駆動システムを実現
MAX9526は、マキシムの(Mobilygenから買収した) H.264ビデオ圧縮技術を補完しており、マキシムはさらに多くのアナログ-ディジタルビデオ信号経路に対応することができます。
「マキシムのH.264ビデオコーデック技術は、通常のDSPソリューションに比べて消費電力が最大で10分の1まで低下します」(マキシムのビデオ製品担当Business DirectorのJim Fox)。「MG3500などの超低電力ビデオコーデックをMAX9526と組み合わせて、1W以下のUSBおよびPoE駆動システムを構成することができます。」
PoE (Power over Ethernet)によって、データ伝送と給電の両方に既存のCAT5ケーブルの使用が可能となるため、セキュリティ機能導入のコストが削減されます。マキシムのディジタルビデオ製品は、低電力動作と優れたビデオデコーディングおよび圧縮を組み合わせた点が独特で、性能を犠牲にすることなくPoEのコストと消費電力の優位点を実現します。
無比の使い易さ
MAX9526は、ノイズの多い信号、弱信号、または非準拠の信号など、複数のビデオ入力信号状態に合わせて自動調整されるため、比類のない使い易さをシステム設計者に提供します。この製品は、完全な動作モードで立ち上り、検出された入力規格(NTSCまたはPAL)をデコードするよう自動設定を行います。設計エンジニアは、I²Cインタフェースを通じてわずかチップ上の16のレジスタを設定するのみでデバイスの機能を最大限に利用することができます。
主な特長のまとめ
- 10ビット、4倍オーバーサンプリング(54MHz) ADC
- NTSCおよびPALの全規格に準拠
- 自動設定および規格選択
- 16のユーザ設定可能なレジスタでプログラミングが容易
- ディジタルおよびアナログ電源電圧:1.8V
- ディジタルI/O電源電圧範囲:1.7V~3.45V
- 低電力動作
- 通常動作:200mW
- シャットダウンモード:100µW
MAX9526は、-40℃~+125℃の自動車用温度範囲での動作が保証されており、28ピンQSOPパッケージおよび32ピンTQFNパッケージの両方で提供されています。参考価格は$2.00 (1,000個以上、FOB USA)となっています。マキシムが適当と判断したお客様に対してはサンプルおよび評価キットも提供しています。詳細については、japan.maxim-ic.com/Video-Decoderをご覧ください。
マキシム・インテグレーテッド・プロダクツは、高性能半導体製品を設計、製造、および販売する株式公開企業です。当社は2008会計年度に20億ドルを超える売上げを計上しています。マキシムは顧客の製品に付加価値となる、革新的なアナログおよびミックスドシグナルのエンジニアリングソリューションの提供を使命として設立されて以来25年以上になります。今日まで、マキシムが開発した製品の数は6000以上に達し、産業機器、通信、民生、およびコンピューティングの各マーケットに製品を提供しています。詳細はjapan.maxim-ic.comをご覧ください。
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