電流監視および不揮発性フォルトレジスタを内蔵する、12/8チャネルシーケンサ/モニタ
カリフォルニア州サニーベール—2009年9月17日—マキシム・インテグレーテッド・プロダクツ(NASDAQ:MXIM)は、電源管理を簡素化し、消費電力の節約を促進する、フラッシュで設定可能なシーケンサ/モニタMAX16065/MAX16066を発表しました。これらのデバイスによって、電流監視のための外付け電流検出アンプが不要となり、スペースとコストを節約します。各デバイスはシステム電圧の監視とシーケンス用に設定可能です。MAX16065は最大12の電源電圧を同時に管理し、MAX16066は最大8つの電源電圧を管理します。
これらのシーケンサ/モニタは、±2.5%と高精度の電流監視機能とグループシーケンス機能を内蔵しており、電源監視と電力の節約を実現します。これらの製品は、アナログ-ディジタルコンバータ(ADC)および不揮発性フォルトレジスタを備えており、フォルトデータの保存と読出しを行います。使い易いグラフィカルな設定ツールによって、CPLD (Complex Programmable Logic Device)やマイクロプロセッサなど、複雑なデバイスの面倒で多くの時間を要するプログラミングが不要となります。
MAX16065/MAX16066は、高い信頼性が重要となる複雑なシステムに±1%の高精度電圧監視とシーケンスを提供します。ネットワーキング、テレコム、サーバ、およびデータストレージが標準的なアプリケーションです。
外付け電流検出アンプを排除しコストを削減
多くのシステムでは、電流と電圧の連続監視が要求されます。従来のシーケンサ/モニタはこれに対応するために外付け電流検出アンプを使用しました。これらの設計の構成は、外付けアンプの数の増加に伴い非常に複雑で高コストとなることもありました。
MAX16065/MAX16066は、専用電流モニタを内蔵しているため、外付け電流検出アンプは不要です。さらに他のメリットとして、これらのデバイスは2つの入力を差動ペアとして構成すると、電源レイルの電流と電源レイルの電圧の両方を同時に監視することができます。
MAX16065/MAX16066は外付け電流検出アンプが不要であるため、柔軟性の向上、設計の簡素化、基板スペースの節約、およびコストの削減が実現されます。
複数のグループシーケンスによって電力を節約
現在フィールドで稼動するシステムには一部の機能を常時イネーブルにしておかなければならないものが多くあります。これらのシステムは、アプリケーションの柔軟性に乏しいことやプログラマビリティの制限から、効率良く消費電力を管理するために行われていることはほとんどありません。
MAX16065/MAX16066は、消費電力を効率的に管理するためにグループシーケンス機能を提供し、設計者はその時々で異なるアプリケーション機能をイネーブルにすることができるようカスタム化することができます。システムの機能は、他の機能がディセーブルになっているときに動作するよう設定することもできます。設定された間隔で選択した機能をアクティブにし、2次機能セットをオフ/ディセーブルすることによって、設計者はインテリジェントな電源管理を実現することができます。この結果、消費電力は大幅に節約され、基板の二酸化炭素消費量も削減されます。
不揮発性フォルトレジスタが信頼性を向上
システム障害が起こると、マイクロコントローラが外部メモリに状態を書き込む際に問題が生じる可能性があります。しかし、MAX16065/MAX16066は、障害状態が発生するとフォルトレジスタに書き込みを行い、システムはシャットダウンします。MAX16065/MAX16066は不揮発性フラッシュメモリにブロック書き込みを行います。これらのフォルトレジスタは、実用的でより高い水準の長期的なシステム信頼性を提供します。
ユーザは、これらのフォルトレジスタを使用して、監視されている、障害の原因となった入力の情報の保存、またはすべての測定値のフラッシュへの書込みのいずれかを行うことができます。ユーザは後で障害状態を読み出し、設計のデバッグを行うことができます。システムまたは基板が工場に返却された場合は、製造業者にとってそれが故障原因の分析と特定に役立つフォルトデータとなります。
使い勝手の良いグラフィカルな設定ツールが設定時間を節約
システムのシーケンスおよび監視用のパワーマネージメントICの多くは、設定に何時間も要する場合があります。これは、MAX16065/MAX16066には当てはまりません。これらのデバイスは、使い易いグラフィカルな設定ツールを提供するため、貴重な設計時間を節約します。このツールは、I²CまたはJTAGインタフェースで、フォルトデータの分析または様々な設定を試験するためのデータを素早く生成するのに役立ちます。
MAX16065/MAX16066は、2.8V~14Vの広い動作電圧範囲を備えており、中間バス電圧で直接動作可能です。これらのデバイスは、-40℃~+85℃の拡張温度範囲での動作が保証されています。MAX16065は7mm x 7mmの48ピンTQFNパッケージ、MAX16066は6mm x 6mmの40ピンTQFNパッケージで提供されます。サンプルも提供されています。これらのデバイスの参考価格は$6.05 (1,000個以上、FOB USA)となっています。詳細についてはjapan.maxim-ic.com/Monitorsをご覧ください。
マキシム・インテグレーテッド・プロダクツは、高性能半導体製品を設計、製造、および販売する株式公開企業です。マキシムは顧客の製品に付加価値となる、革新的なアナログおよびミックスドシグナルのエンジニアリングソリューションの提供を使命として設立されて以来25年以上になります。今日まで、マキシムが開発した製品の数は6100以上に達し、産業機器、通信、民生、およびコンピューティングの各マーケットに製品を提供しています。
マキシムは2009会計年度に16億ドル超の売上げを達成しており、Fortune 1000企業であると同時に、Nasdaq 100、Russell 1000、およびMSCI USAの各指数にも含まれています。詳細はjapan.maxim-ic.comをご覧ください。
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